【国情報】ドイツ-多様な文化と美しい風景を味わえる趣深い古城の国 -

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ドイツの基本情報

ヨーロッパのほぼ中心に位置し、周辺国へのアクセスも抜群で世界中から観光客の集まる国、ドイツ。

中世の街並みが残り、再建されているところも含めるとなんと約600のお城があるとも言われています。

また環境問題に対する意識も非常に高く、リサイクルを徹底 している事でも有名です。

他にも日本人にもおなじみのロマンチック街道、クリスマスマーケット、サッカー、ビール、ソーセージ、バウムクーヘンなどドイツで有名なものは沢山ありますね。

▶ドイツの首都 
ベルリン

▶ドイツと日本の時差
日本が7〜8時間早い

人気の留学先となっている都市は首都であるベルリンやオクトーバーフェストでも有名な南に位置する街、ミュンヘンがあります。その他にも哲学の道があり、学生の街として人気なハイデルベルクもお勧めです。

ベルリン

首都であるベルリンは、ヨーロッパの若者が憧れる近代的な街並みだけでなく、「ベルリンの壁」をはじめとする歴史的・文化的にも重要な意味を持つ場所が多く存在しています。

また、自然豊かな公園やスポットも多数あります。

東西が分裂していた時代に孤立した西ドイツへ物資を配給する拠点となっていたテンペルホーフ空港も今は市民公園として解放されており市民の憩いの場となっています。

ベルリンは首都でありながら他都市と比べると物価が比較的低く、また英語が通じるので、世界中から多くの留学生がやってきます。

英語圏ではない場所で生活をスタートさせてみたい!という方にはピッタリの都市です。

ミュンヘン

バイエルン州の州都であるミュンヘンは陽気でおおらかな人々が集まり、有名なオクトーバーフェストの開催地でもあります。

また芸術都市としても有名で、芸術大学や美術館等も多くあります。

都市自体はそこまで大きくはなく、マリエン広場を中心に飲食店やセレクトショップなどが立ち並びますが、1-2日あれば十分に周れるでしょう。夜の雰囲気もまた違うのでぜひ昼夜どちらも訪れてみてください。

少し足を延ばせば有名なお城である「ノイシュバンシュタイン城」などにも行けます。

ハイデルベルクの街並み

ハイデルベルクはドイツの南西に位置し、ドイツ三大名城であるハイデルベルク城を中心に城下町として栄えた街です。

石畳のメインストリートに絵本のような街並みを堪能でき、まさに中世のヨーロッパの雰囲気を楽しめる人気都市になります。

ハイデルベルク大学もあるので学生も多く、街も大きすぎないのでドイツで留学生活を始めるにはピッタリの街です。

ドイツの気候

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冬には雪も降るドイツ。

ドイツの気候は多少地域差はありますが、全体的に夏は湿度も高くなくすっきりとした過ごしやすい気候である一方、冬は気温も下がり雨も多いのでしっかりと防寒対策が必要です。

ただ、11月下旬にもなれば各地でクリスマスマーケットが開かれ、温かいホットワインを楽しみながらクリスマスに向けての準備ができるので冬は冬ならではの楽しみ方ができるのがドイツの魅力ですね。

▶年間平均気温
夏⇢約20℃ 冬⇢約2℃

▶服装
日本と同じく四季折々の服装が楽しめます。夏は半袖短パン、冬は厚手のコートやジャケットが必要です。

ドイツの物価

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ドイツの物価は西ヨーロッパの中では比較的低く、学生向けの割引等も充実しているので留学先としてはピッタリです。ただし、外食をするとチップも含めて20ユーロ(日本円 約2700円)ぐらいにはなりますので普段から自炊はしっかり心がけましょう。

ドイツでは買う場所によっても金額にも大きな差があります。

一般的なスーパーとして有名なのはEDEKA,REWEなどが挙げられますが、なるべく安く済ませたい場合はディスNetto,LIDL,ALDI等も賢く使っていきましょう。

またオーガニック(BIO)スーパーや商品も多数ありますが、少し割高になります。

家賃はWGと呼ばれるドイツのルームシェアが一般的です。地域差もありますが1ヶ月400~600ユーロ(日本円 約54,800〜82,000円)程で探される方が多いです。
ホームステイの費用は相場で940 ユーロ程(日本円 約128,000円)になります。

ドイツの食事

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ドイツといえばビール!なんといっても水よりもビールのほうが安く売られている!と聞いた事がある方もいるのではないでしょうか。

勿論ビールの種類が豊富なので水より安く手に入る事があるのも事実です。

しかしドイツにはビール以外にも有名なグルメが沢山あります。今回はドイツに行ったらぜひ試してほしい!という代表的なドイツ料理を3つご紹介します。

絶対に食べたい!ドイツグルメ3選

1.シュニッツェル(Schnitzel)

まずはドイツ料理定番「シュニッツェル」です。

シュニッツェルはいわば欧風のカツレツで、仔牛肉を叩いて伸ばした後、パン粉をまぶして揚げ焼きにした料理です。面積が大きいので一見とてもボリュームがあるように見えますが、薄いので結構ペロリと食べれてしまいます。

今では豚肉や鶏肉と様々なシュニッツェルが用意されています。スーパーにはベジタリアン用のシュニッツェルなどもありますよ。

2.レバーケーゼ(Leberkäse)

レバーケーゼはひき肉に野菜や香辛料などを混ぜ合わせ、四角い型に入れてオーブンで焼き上げたものを言います。

名前にケーゼ(ドイツ語のチーズ)がついていますが、チーズは入っておらず味はミートローフのようだと言われています。

特に南ドイツやオーストリアのほうで有名ですが、全土で試すことができますよ。
固めのパンにはさんでハンバーガーのようにして食べるのがお勧めです。

3.カリーヴルスト(currywurst)

ドイツといえばやはりソーセージが人気ですよね。
バイエルン州などの南地域ではヴァイスヴルスト(白ソーセージ)が有名ですが、今回ご紹介したいのはカリーヴルストです。

ベルリンや北に位置するハンブルクなどでも根強い人気を誇っています。焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をふんだんにかけた料理で専門のスタンドをあちこちで見かけることができますよ。

日本人には少し味付けが濃いかもしれないのでソースをつける量を調整しながら味わってみてくださいね。

【番外編】
ドイツのクリスマスには外せないデザート「シュトーレン」

シュトーレンとはドイツのクリスマス定番のお菓子でバターをたっぷり使った生地の中に、洋酒につけたドライフルーツやナッツがぎっしり練り込まれており、また表面にはたっぷり粉砂糖がまぶされています。

日本でよく食べるケーキとは違い、1つのかたまりのシュトーレンを、薄くスライスしながら少しずつ食べていくのが伝統的な食べ方になります。

時間が経つごとに発酵が進んでいくのを楽しめるお菓子です。

ドイツの観光

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すでにいくつかご紹介しましたが、他にもドイツに行ったら訪れるべき観光地は沢山あります。

今回はその中でも、これまであまり知られていないかもしれないけれど、ドイツ留学中には絶対に訪れたいおすすめ観光地厳選3選をご紹介します。

絶対に行きたい!ドイツの観光スポット3選

1.ヴェルニゲローデ (Wernigerode)

ドイツ・ハルツ地方に位置するヴェルニゲローデ は、魔女の集うおとぎの国として有名です。日本人観光客が多く訪れることでも有名なローテンブルクに負けず劣らずとても可愛い街並み。

市庁舎もこんなに可愛いなんて本当にすごいですよね。

街の中心部にはヴェルニゲローデ 城があり、このお城はあのディズニーのラプンツェルが過ごした場所とも言われているのだとか。

更にハルツ山地を走る現役の蒸気機関車として世界中の鉄道ファン憧れのハルツ鉄道の駅もあります。

2.ハンブルク(Hamburg)

ハンブルクはベルリンに次ぐ第二の都市で世界的には有名な観光地ですが、日本からの直通便もなく実はあまり訪れた事がない、という方も多いかもしれません。

ハンブルクの中心部にはとても美しい市庁舎がそびえたち、そのすぐ隣には日本人にはおなじみのユニクロがあります。港都市として栄えたのでドイツでは珍しくシーフード料理も美味しくいただけます。

そして、ぜひ訪れていただきたいのが2017年に完成したエルプフィルハーモニー・ハンブルク(Elbphilharmonie Hamburg)。ハンブルクの新しいシンボルとも言えるコンサートホールなのですが、とても近代的な建物で訪れる人の目も楽しませてくれます。

コンサートのチケットがなくても中には入る事が出来ますので(有料)ぜひ上からハンブルクの景色を楽しんでくださいね。

3.フライブルク(Freiburg)

正式名称は「フライブルク・イム・ブライスガウ」でフランスとスイスの国境近くに位置します。また、シュヴァルツヴァルト(黒い森)の入り口に当たる都市でもあります。

ドイツの環境への取り組みに興味のある方であればフライブルクも外せない都市になるでしょう。緑がたくさんある美しい街で、環境推進国ドイツの中でも最も環境にやさしい街であるといわれています。

ドイツは車大国としても有名ですが、フライブルクでは環境や渋滞への配慮から一部の区間で自動車の通行を禁止していたり再生可能エネルギー、環境や自然教育にも注力しています。

ドイツの大自然とその取り組みを全身で、肌で感じてみてくださいね。

ドイツの治安

UnsplashS. Widuaが撮影した写真

ドイツは他のヨーロッパ諸国と比べても比較的安全で治安の良い国として知られています。
しかしながら、夜に一人で出歩くのはなるべく避けたほうがよいでしょう。特に都心部ではナイトクラブやバーなど若者が多く集まりますが、犯罪も増えるので細心の注意が必要です。

まとめ

世界中から留学生が集まる魅力的な国、ドイツ。

サッカー、グルメ、お城、ロマンス街道、クリスマスマーケットとイベント盛りだくさんのドイツで楽しい留学生活を送ってくださいね。

お役立ち情報

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