【2023年最新】大学生の短期留学にかかる費用を国別にまとめました!

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大学生の皆さんは夏休みや春休みなどを利用して短期留学しようかと検討する人も多いと思います。長期休暇中も勉強やアルバイトなどで忙しい中、大学生が留学する期間は1週間〜2ヶ月程度が一般的なようです。

しかし、どのくらいの期間留学するかを決める大きな要素が「費用」ではないでしょうか?

1週間ほどの短期留学でも学費の支払いや航空券の購入など、ある程度の予算が必要になります。自分でアルバイトをしてお金を貯める場合も、家族に費用面で協力してもらえるか話す場合でも、まずは短期留学には何にいくらぐらいかかるのか、費用の内訳や具体的な金額を把握する必要がありますよね。

こちらの記事では、短期留学を検討している大学生の皆さんに向けて、必要な準備の流れや国別の最短1週間の短期留学費用、短期でも留学するメリットはあるのか、渡航するおすすめのタイミングなど詳しくご紹介していきます!

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短期留学、どんな準備が必要なの?

長期の留学やワーキングホリデーでの渡航に比べると、短期留学はビザ申請など難しい手続きは必要ないことがほとんどで、持ち物も少なく、日本を離れるれる前の役所関係の手続きなども必要ありません。海外旅行に行く感覚で、身軽に、気軽に行けるのが短期留学の一番のメリットです。

準備の手順は以下のようなステップになります。

短期留学する日程と場所を決める

ノートに黒と黄色のマーカーでカレンダーやイラストが描かれている画像
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大学生の場合は1週間などまとまった休みがとれるタイミングは限られてくるかと思います。春休みや夏休みを利用して短期留学する場合、行楽シーズンと重なるため早めに計画を立てて準備することをおススメします!

特に航空券は渡航直前だと席が確保できない可能性もありますし、数か月前に購入する場合と比べると3-5割も安く買えることがります。

また、短期留学する国を選ぶポイントは、単純に「行きたい場所」もしくは「自分が興味がある物事が多い場所」を選ぶことです。

せっかく海外にいくので英語の勉強だけを目的にするのはもったいない!実は英語を使えるように”習得”するには「もっと知りたい」「話を聞きたい」「自分のことも話したい」という動機付けがたくさんある場所に行くことがとても大切です。

海が好きな人はきれいなビーチが多いフィリピンやアメリカ西海岸、ハワイ、オーストラリアがおススメ。山やキャンプなどアウトドアが好きな人はカナダやニュージーランドがおススメです。

当然そこには同じ興味を持った人たちが集まりやすいため、学校でも同じような趣味や関心を持っている仲間とも出会いやすく、共通の話題が多いため話が弾みます。こうしたことが「英語がもっとうまくなりたい!」と頑張れるモチベーションになるのです。

学校を決めて申し込む

スマートフォンを操作している女性の後ろ姿
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短期留学したい場所が決まったら、そこにある語学学校を探していきます。語学学校選びのポイントはいくつかありますが、費用重視で選ぶ場合、時間割りを比べるとよいでしょう。

英語を総合的に学ぶ一般英語コースは、午前中から昼過ぎまで就学するモーニングクラス、夕方から夜にかけて就学するイヴニングクラスがあり、イヴニングコースの方が割安なことがあります。

また、1週間で25時間(1日5時間)勉強するコースが一般的ですが、学校によって1週間で15~20時間(1日3時間~4時間)勉強するコースもあります。
※アメリカは観光ビザ滞在の場合、就学できるのは1週間で15時間まで

授業時間の少ないコースを選ぶことも、一つ留学費用を抑えるテクニックです。

航空券を購入する

飛行機が飛び立っていく様子
UnsplashPatrick Tomassoが撮影した写真

短期留学する日程や行き先が決まればさっそく航空券を購入しましょう。先ほどお話ししたように、早めに計画を立てることが航空券費用を抑えるポイントです!

また、渡航までに時間があれば比較サイトなどで航空券の金額を見比べることもできますし、各航空会社のセールや割引オファーのタイミングで通常よりお得に購入することもできます。

航空券の購入方法や気を付けたいポイントなどは、ぜひこちらを参考にしてくださいね。

【航空券の手配】飛行機のチケットの買い方&注意点まとめ

宿泊先を予約する

UnsplashRaphael Schallerが撮影した写真

航空券の購入と並行して進めたいのが宿探しです。

短期留学での滞在方法はいくつかありますが、費用を抑えて滞在することを優先すると食事付きの高級ホテル、というわけにはいきませんね。

しかし、安全は重視する必要がありますので、ホテルよりも低価格ばホステルやB&B、ホームステイなどがよさそうです。

現地での食費もなるべく抑えてい!という人は、自炊を考えると簡単な食器類や調理道具、冷蔵庫や電子レンジは備えられた部屋を探してみましょう。

宿泊先の手配について詳しくはこちらを参考にしてみてください。

【宿泊先の手配】留学中はどこに泊まる?もっと自由な宿泊先の選び方

海外留学保険(海外旅行保険)に入る

髪の長い女性が両手でハートマークを作っている様子
UnsplashJackson Davidが撮影した写真

そして、忘れてはいけないのは海外留学保険の加入です。短期留学中の万が一に備えて、必ず保険に入っていくことをおススメします!

1週間の短期留学であっても、時差や環境の変化、緊張や疲労などで体調を崩してしまうこともあります。また、慣れない場所での荷物の盗難や紛失などもしっかりと補償があれば皆さん自信はもちろん、日本にいるご家族にとっても安心です。

海外留学保険は様々な保険会社が販売していますので、価格や補償内容を見比べて自分に一番適した保険を選んでくださいね。

保険選びに困ったた、ぜひこちらを参考にしてください。

【留学準備】海外留学保険(海外旅行保険)について

短すぎ?1週間の短期留学でも意味はある?

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現地で留学生活を通してその国の文化や風習を深く学んだり、外国人の友達をたくさん作って交流したい、という場合は2週間以上の期間留学することが理想的です。

ただし、だからといって1週間の留学は決して無駄ではありません!

一般的に、英語力を総合的に高める目的で通う「語学学校」へは1最短1週間から留学することが可能ですし、初めての海外・初めての留学で色々と不安を感じる場合や、将来的に長期で留学することを視野に入れ、まずは留学がどんなものか経験してみる、といった”お試し”として1週間の短期留学をしてみるのもアリです。

1週間の短期留学でも以下のようなメリットが得られるので、留学して損した!ということはきっとないはずです。

①英語の苦手意識を克服につながる
②リアルな海外生活を体験できる
③ビザの手続きや荷物の準備が簡単

たった1週間、されど1週間。外国人に対して英語を話すことへの苦手意識や自分の英語の課題点を見つけるためには、1週間という期間でも十分であると考えられます。加えてリアルな海外生活を体験できるという点では、1週間の短期留学は多いにメリットはあると言えるでしょう。

大学生で短期留学ができるタイミング

カレンダーを手にしてこちらを向いている女性
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大学生が短期留学できるタイミングとしては、以下の3つが挙げられます。

① 8月~9月の夏休み期間
②2月~4月の春休み期間
③大学4年生時 (単位をすべて取得後 or 就活終了〜卒業後の入社まで)

一般的には、夏休みと春休みでそれぞれ1〜3ヶ月間ほどの長期休暇が設けられており、短期留学に挑戦する方は、この長期休暇を利用することがほとんどです。また、大学4年次に卒業旅行も兼ねて就職前に短期留学をする方も多いですよ!

最短1週間から (リュックサックでは1日から!)でも 短期留学することができ、英語の勉強と海外生活を楽しむことができます。旅行とは違い海外で生活するなかで、他の国籍の友達と仲良くなれたりと、旅行ではできない経験を積むことができるでしょう。

そして、気になるのは短期留学にかかる費用ですね。国によって物価や航空券の価格が違うので、国別に短期留学 (1週間)にかかる具体的な費用をまとめました。

出来るだけ費用を抑えて短期留学したい!という人は国別にかかる費用を見比べて、自分にとってどこで短期留学するのがベストなのか参考にしてみてくださいね。

国別 短期留学にかかる具体的な費用(1週間)

留学に必要な費用は、あなたが行きたい国や学校、現地でのライフスタイルによって変わりますが、事前におおよその目安を計算することは可能です。平均的な費用の相場を知っておくことで、より効果的にあなたの予算に合わせたプランづくりを進めることができます。

アメリカ

アメリカ国旗を掲げて走っている若者
Unsplashfrank mckennaが撮影した写真

世界中から留学生が集まるNo.1人気の留学先なのがアメリカです。

講師の質が高く、短期間で効率的に英語力をアップさせたい短期留学希望の方や、初めての海外、初めての留学をする方にはぴったりの留学先です。

【アメリカ短期留学、1週間の留学費用シミュレーション】

▼学費(教材費・入学金込み)⇢¥56,167/週 (週15時間コース / FLS International)
▼生活費 (滞在費, 食費, 通信費, 交通費, 娯楽費込み)→¥75,000/週
▼保険料⇢¥5,000/週(エイチ・エス損保)
▼航空券(往復)⇢約¥100,000 ※航空券の値段は変動します

合計費用⇢¥236,167(1週間のアメリカ留学に必要な総費用)

カナダ

風になびくカナダ国旗
UnsplashJason Hafsoが撮影した写真

大自然に恵まれたカナダは日本人にとっても一番人気な留学先のひとつ。

多民族国家であり、フィリピンや中国、日本を始めとするアジアやヨーロッパ、南米など政府は各国からたくさんの移民を受け入れているので現地では沢山の異文化交流の機会に恵まれるでしょう。また治安がよく、生活しやすい国として知られています。

【カナダ短期留学、1週間の留学費用シミュレーション】

▼学費(教材費・入学金込み)⇢¥34,538/週 (週10時間コース / SSLC)
▼生活費 (滞在費, 食費, 通信費, 交通費, 娯楽費)→¥70,000/週
▼保険料⇢¥5,000/週(エイチ・エス損保)
▼航空券(往復)⇢¥100,000 ※航空券の値段は変動します

合計費用⇢¥209,538(1週間のカナダ留学に必要な総費用)

イギリス

ロンドンのエリザベスタワーとその近くにある像
UnsplashJurica Koletićが撮影した写真

旅行や留学先として、とても人気のあるイギリス。

古き良き伝統を守りながらも常に新しいものが生まれているイギリスは、世界中の人々を引き付ける魅力あふれた国です。イギリスは英語発祥の地として長年世界中から多くの留学生を受け入れ続けている歴史があり、質の高い英語教育に定評があります。

【イギリス短期留学、1週間の留学費用シミュレーション】

▼学費(教材費・入学金込み)⇢¥32,489/週 (週15時間コース / LSI)
▼生活費 (滞在費, 食費, 通信費, 交通費, 娯楽費)→¥70,000/週
▼保険料⇢¥5,000/週(エイチ・エス損保)
▼航空券(往復)⇢¥100,000 ※航空券の値段は変動します

合計費用⇢¥207,489(1週間のイギリス留学に必要な総費用)

マルタ

マルタの街並み
UnsplashZoltan Tasiが撮影した写真

マルタ共和国は、ヨーロッパ・地中海に囲まれたリゾートアイランドで、フォトジェニックな街並みを楽しみながら留学したい!という若い女性を中心に、マルタ留学の選択肢をとる人が多くなっています。

公用語は英語とマルタ語が使われており、ほとんどの人が英語を話します。ですので語学留学先としても近年人気が急上昇中です!

【マルタ短期留学、1週間の留学費用シミュレーション】

▼学費(教材費・入学金込み)⇢¥38,640/週 (週20時間コース)
▼生活費 (滞在費, 食費, 通信費, 交通費, 娯楽費)→¥70,000/週
▼保険料⇢¥5,000/週(エイチ・エス損保)
▼航空券(往復)⇢¥100,000 ※航空券の値段は変動します

合計費用⇢¥213,640(1週間のマルタ留学に必要な総費用)

オーストラリア

シドニーのオペラハウスとハーバーブリッジ
UnsplashCalebが撮影した写真

治安がよく時差も少ないオーストラリアは、大学生にも人気の留学先。

観光地としても人気のゴールドコーストやケアンズ、シドニーやメルボルンなど、さまざまな特色や気候から都市が選べるのもオーストラリアの魅力です。まさに旅しながら留学するにはうってつけの国です!

【オーストラリア短期留学、1週間の留学費用シミュレーション】

▼学費(教材費・入学金込み)⇢¥49,719/週 (夜間コース / Greenwich English College)
▼生活費 (滞在費, 食費, 通信費, 交通費, 娯楽費)→¥55,000/週
▼保険料⇢¥5,000/週(エイチ・エス損保)
▼航空券(往復)⇢¥100,000 ※航空券の値段は変動します

合計費用⇢¥209,719(1週間のオーストラリア留学に必要な総費用)

フィリピン

ビーチに停泊しているたくさんのヨットの航空写真
UnsplashCris Tagupaが撮影した写真

コストを抑えたマンツーマンのレッスンを受けることのできるフィリピンは日本人の留学先として人気の国です。「スパルタ式」の短期集中型コースもあるので、短期で確実に英語力を高めたい方にもオススメ!

またフィリピンは北米やヨーロッパと比べて物価が低いので、留学費用を抑えたい方にも◎

【フィリピン短期留学、1週間の留学費用シミュレーション】

▼学費(教材費, 入学金, 滞在費, 食費込み)⇢¥61,200/週 (週20時間コース /Cebu English Global Academy)
▼生活費 (通信費, 交通費, 娯楽費)→¥15,000/週
▼保険料⇢¥7,000/週(エイチ・エス損保)
▼航空券(往復)⇢¥50,000 ※航空券の値段は変動します

合計費用⇢¥133,200(1週間のフィリピン留学に必要な総費用)

各国、1週間の短期留学費用をシミュレーションしましたが、いかがでしょうか?

だいたいどこの国も20万ほどあれば1週間の留学費用を賄うことができそうですね。その点フィリピンは14万あれば留学できるので、とってもお得!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回の記事では、短期留学を検討している大学生に向けて、留学準備のステップや国別に1週間あたりのざっくりとした費用や留学費用を節約するためのポイントなどを紹介しました。

まずはこの金額を目安に、自分の予算と相談しながら留学期間を決められるといいですね。

短期の留学とはいえ、人によっては一生の思い出となる体験になります。その貴重な機会を最大限活かすためにも国や語学学校選び、各費用の節約の仕方など、かしこく留学できるように心がけましょう!

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