留学に持っていく洋服は何着必要か?洋服を選ぶポイントや注意点も徹底解説!

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留学する際にはさまざまな準備が必要ですが、特に直前になって慌てることが多いのが留学先に持って行く洋服選びです。

持ち物がたくさんあるため、かさばらず、かつ機能的な洋服を選ぶことでスーツケースやバッグなどの限られた収納スペースをできるだけ有効活用したいですよね。

この記事では、留学に必要な洋服の数や、洋服を選ぶ際のポイントや注意点などを詳しく解説していきます。

留学先の気候や文化、学校のルールなどを考慮しながら、最適な洋服を選ぶためのヒントをお伝えしますので、ぜひ留学準備に役立ててください!

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留学に洋服は何着くらい持っていくのがベスト?

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留学先の気候や気温などによって、持っていくべき服の枚数というのは大きく変動しますが、仮に1ヶ月という短期の留学の場合、トップス、ボトムス、シャツやカーディガン、パーカーなどの羽織りもを合わせて最低5着程度あれば着まわすこともできるので十分です。

もちろん現地で洗濯をしたり、購入したりすることができるので、もし足りなくなったとか、持っていき忘れたとなっても、そこまで問題はありません。

それでも留学に持っていく服をどう選んだら良いのか、どういった服を買い足したら安く済むのかを掘り下げて解説していきます。

留学に持っていく服の選び方

留学に持っていく服を選ぶ際には、とにかくシンプルで着まわすことができるもの、もし傷んでしまったとしても気にならないものを持っていくと安心です。

シンプルで着まわすことができるものであれば、5着の中でも色々なパターンで組み合わせることで、毎日のように同じ服を着ていると思われることが少なくなります。

また、留学先では語学の勉強だけでなく、様々なアクティビティにも挑戦することがあるかもしれません。万が一傷んでしまっても後悔しないような服を選んでおくと無難です。

現地で買い足すことも視野に

どのような地域にもアパレルショップは存在しています。日本でも馴染み深いH&Mをはじめ、ZARAやFOREVER21など、世界各国に店舗を連ねていて、安く購入できるブランドもあるでしょう。

留学に行く際には、洋服以外にも様々な荷物を持っていくことになるので、最低限の洋服を持ち、現地の安いブランドで洋服を買い足すことも視野に入れてください。

洋服をコンパクトにパッキングする方法

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収納便利グッズを活用する

旅行用収納ポーチ

旅行用収納ポーチには様々なサイズがあり、洋服を収納するのにも非常に便利です。下着、トップス、ボトムスと分類して収納したら、バッグの中もごちゃつくことがありません。

洗濯ネット

洗濯ネットを洋服を入れるための収納用とするのもおすすめ。現地で洗濯をするときに使えるという一石二鳥なアイテムですよ。

チャック付きポリ袋

チャック付きポリ袋も洋服を入れておくのに便利なアイテム。薄くて軽く、扱いやすい上、中に何が入っているのか開けなくてもわかるのも嬉しいポイントです。

しかも空気を抜けば、より効率的にバッグの中を整理整頓できます。

圧縮袋

洋服やタオル類などは衣類用圧縮袋に入れてかさを減らすのもおすすめです。袋に入れてからくるくると巻くようにして空気を抜きます。しっかりと封を閉じれば3分の1程度の厚みにできますよ。

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おすすめのパッキング方法

洋服をパッキングする際には、畳むのではなく、くるくると棒のように巻いて入れるとたくさん詰め込むことができるのでぜひ試してみてください。棒状にすると服に皺がつきにくいため、荷解きの際も時短となりますよ。

また、スーツケースのでこぼこした部分に入れたり、物と物の隙間に挟み込むようにして入れると、荷物全体が崩れにくくなるのでおすすめです。

【国別】1年間の留学に持っていくべき洋服

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ここからは、1年間の留学に持っていくべき洋服を国別に見ていきましょう。

カナダ

カナダは年間を通して温暖ではありますが、地域によっては冬には氷点下となる場合があるので注意しましょう。

首都オタワの気候は亜寒帯湿潤気候であり、日本でいうと北海道や東北の気候と似ています。

夏と冬の寒暖差が激しく、最も寒い1月の平均気温は-10.2℃、最も暑い7月の平均気温は21.2℃ですので、冬にはきちんとした防寒対策が必要となります。

  • Tシャツ:1枚
  • 長袖のトップス:2枚
  • タンクトップやキャミソール:3枚
  • パンツやスカート:3着
  • 薄手のカーディガンやパーカー:1枚
  • 冬用のコートやジャケット:1枚

オーストラリア

オーストラリアは南半球に位置しているため、日本とは真逆の四季となります。

首都キャンベラの夏である12〜2月の平均気温は12.6〜27℃、秋にあたる3〜5月の平均気温は6.8〜20℃、冬の6〜8月の平均気温は1〜12℃、春の9〜11月の平均気温は6〜19℃となっており、年間通して比較的温暖であると言えます。

  • Tシャツ:3〜4枚
  • タンクトップやキャミソール:3〜4枚
  • パンツやスカート:2着
  • 薄手のカーディガンやパーカー:1枚
  • 冬用のジャケット:1枚

アメリカ

アメリカは地域によって冬の気温に大きく差があるので注意が必要です。

首都ワシントンD.C.は、最も寒い1月の平均気温は0.3℃、最も暑い8月の平均気温は25.1℃ですので、冬にはそれなりの防寒対策が必要となります。

  • Tシャツ:2枚
  • 長袖のトップス:2枚
  • タンクトップやキャミソール:3枚
  • パンツやスカート:2〜3着
  • 薄手のカーディガンやパーカー:1枚
  • 冬用のジャケット:1枚

イギリス

イギリスの首都ロンドンの機構は西岸海洋性気候となっており、年間を通して、気温の変化や降水量の変化が緩やかであることが特徴です。

最も寒い1月の平均気温は4.3℃、最も暑い7月の平均気温は17.3℃ですので、冬でも日本と比較すると温暖であると言えます。

  • Tシャツ:2枚
  • 長袖のトップス:2枚
  • タンクトップやキャミソール:3枚
  • パンツやスカート:2〜3着
  • 薄手のカーディガンやパーカー:2枚
  • 冬用のジャケット:1枚

フィリピン

フィリピンの首都マニラの気候は、サバナ気候であり、年間を通して気温が高く、乾季と雨季の降水量の差が大きいことが特徴として挙げられます。

最も寒い12〜2月の平均気温は26℃、最も暑い4〜5月の平均気温は29℃ですので、年中夏のような感じです。

  • 半袖のTシャツ:5枚
  • タンクトップやキャミソール:5枚
  • 短パンやスカート:2〜3着
  • 薄手のカーディガンやパーカー:1枚

洋服を選ぶときのポイントや注意点

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最後に、留学に持っていく洋服を選ぶときのポイントや注意点をおさらいしておきましょう。

現地で買えるものは持って行かない

現地で購入できそうな洋服であるなら、無理して持っていく必要はありません。また、現地ではなるべく安いものを購入しておいて、帰国時には処分するようにすると帰りの荷物もかさばりません。

海外の洗濯機には注意

海外の洗濯機は、洗浄力が低かったり、水質が悪かったりして、思うように汚れが落ちないこともしばしば。一方で力が強すぎて、洋服が傷んでしまうこともあります。洗濯ネットを洋服収納用のアイテムとして活用しつつ、現地に持っていくと安心できますよ。

高級な服は持っていかない

洗濯機の性能が読めない以上、高級な洋服を持っていくことはおすすめできません。しかもアクティビティで汚れてしまう可能性もあるので、ラフでシンプルな洋服を持っていきましょう。

月毎の平均気温と雨量を確認

滞在予定の地域の月毎の平均気温や雨量をきちんと確認しておくことで、どのような服装が最適かが見えてくるので、必ず事前にチェックしておいてください。

別の国の旅行も考慮しよう

特に長期留学の場合には、時間に余裕があり、近隣諸国に旅行に行く機会もあるはずです。その場合、行く可能性がある旅行先の気候をチェックしておくことで、持っていくと良い洋服が見えてきます。

まとめ

留学に持っていくべき洋服について、この記事では何着持っていくべきなのか、洋服を選ぶポイントや注意点などを徹底解説しました。

留学先の滞在予定期間の平均気温や雨量をチェックした上で、現地での調達も視野に入れながら、必要最低限の洋服を持っていくことが大切です。

洋服が多すぎて、あるいは少なすぎて失敗したということにならないよう、事前にきちんとリサーチしましょう。

この記事を書いた人

リュックサックstaff RIE

中学生の時、ニュージーランドへの交換留学で初めての海外を経験。これをきっかけに海外の文化や英語に興味がわく。大学生でアメリカ短期留学を経験し、もっと英語が話せるようになりたい!と猛勉強。その後、社会人でカナダ・オーストラリアにワーキングホリデーし、憧れだった海外生活を実現♪

帰国後は英語講師の仕事を経験したのち、リュックサックスタッフとして留学希望者のサポートやブログで留学情報の発信をしている。

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