【国情報】アイルランド-緑あふれるエメラルドの島-

アイルランド基本情報

red telephone booth in front of brown concrete building
UnsplashMatheus Câmara da Silvaが撮影した写真

皆さんは「アイルランド」と聞いて何を思い浮かべますか?

ケルト音楽やギネスビール、アイリッシュパブなど人それぞれイメージするものは様々かと思います。あるいは、アイルランドと聞いてピンとこない人も多いと思います。

アイルランドは正式名称で『アイルランド共和国 / The Republic of Ireland』と言い、北大西洋のヨーロッパに位置しています。国土のほとんどが牧草地で、自然豊かなこの国は別名”エメラルドの島”と呼ばれています。第一言語として「英語」が話されているため、語学留学先としても人気が高いです。

▶アイルランドの首都
ダブリン(Dubulin)

▶アイルランドと日本の時差
日本が8時間早い

現地の人たちは主食が「ポテト」というほどポテトを愛し、立ち飲みで入りやすいアイリッシュパブでもチップス(フレンチフライ)とギネスビール(黒ビール)で友達と集まることが多いです。

また日本でも「Hub」などでお馴染みのアイリッシュパブ発祥の地で、パブの歴史的が非常に深く、ソーシャライズする場、意味は地元の友達を作ったり初めての人と知り合ったりする場として全土にそして世界的にも広がっています。そこではバンドやアンプラグドのライブが行われるのもアイリッシュパブの特徴です。

アイルランドの気候

people walking on street heading towards church
UnsplashGregory DALLEAUが撮影した写真

アイルランドは緯度的には北海道よりずっと北に位置していますが、大西洋からの偏西風も伴って北海道ほど寒くはありません。

ただしアイルランドは「1日の中で四季がある」といわれるほど、天気が変わりやすいです。晴れていても突然雨が降ってきた!など天気が変わりやすいので傘やレインコートを常に持ち歩くと良いでしょう。

▶年間平均気温
約9.8℃

▶服装
春夏秋冬を通して日本と同じ服装で大丈夫です。雨が気になる人は折りたたみ傘やレインコートなどを持っていくと安心です。

アイルランドの物価

UnsplashIbrahim Boranが撮影した写真

英語圏の国なのでワーホリ先や留学先として選ばれることが多くなった国アイルランドは、周辺のイギリスやフランスなどに比べて海外でも小さな国で、物価も比較的安いと思われがちです。国内でのワーホリ・留学先としてはやはり首都ダブリンが人気ですが、決して物価の安い都市ではありません。

外食(ディナー)では一人約20〜25ユーロ(¥2,600~¥3,250)ほどかかり、ランチでも大抵€20(¥2,600)以内に収まりますが、依然として日本と比べても高いです。

その他、マクドナルドビックマック単品=€4(¥520)、マックのセット=€7(¥910)、ペットボトル水500ml=€1(¥130)など日本よりも少し割高ですね。ただしアイルランドの野菜や果物、穀物などは食料品は一般的に日本より安いため、自炊中心の生活であれば工夫次第で食費を抑えることが出来ます。

アイルランドの食事

sunny side-up egg on white ceramic plate beside stainless steel butter knife and fork
UnsplashCarissa Ganが撮影した写真

アイルランド料理は基本的にイギリス料理と似ていますが、ギネスビールの発祥の地でもありアイルランドの国民食は、なんといってもポテトです。

アイルランドでは主食としてポテトが食べられており、茹でるだけのマッシュポテト、オーブンで焼くフライドポテトのどれかで至ってシンプル。

肉や魚もオーブンで作る物が多く、冷凍食品を多用する家庭も多いです。 付け合わせ野菜も、茹でるだけのシンプルな温野菜が多いです。

以下はポピュラーなアイルランド料理を3つピックアップしました。ぜひ留学中に食べてみてくださいね。

絶対に食べたい!アイルランドグルメ3選

1.アイリッシュブレックファースト

アイリッシュブレックファーストは、アイルランド全域の伝統的な朝食のことです。アイルランドではそれを「アイリッシュブレックファースト」と言います。

内容はフライドエッグ(目玉焼き)、スクランブルエッグ、ボイルドエッグなどの卵料理に、ベーコン、ソーセージ、焼きトマト、ホワイトプディングやブラックプディング、ベイクドビーンズなどが1枚の大きな皿に盛られた朝食です。

それに加えてトーストや紅茶、またフルーツなども付いています。ホストファミリーによってはこの豪華なアイリッシュブレックファーストが出されるかもしれないと考えると、また留学が楽しみになりますね♪

2.ギネスビールを使った料理

ギネスビールの発祥の地であるアイルランドでは、様々な料理にギネスビールが使われています。例えば炒めた牛肉や野菜にギネスビールを入れて煮込む「ギネスシチュー」やギネスビールを使ったライ麦パンである「ビアブレッド」です。

どれもギネスビールのコクと旨味が素材に凝縮され、とても美味しいです♪

3.コルカノン(コーキャノン)

コルカノンは、マッシュポテトにケールまたはキャベツを加え、そこに牛乳を加えて煮込み、バターと塩胡椒で味付けをしたじゃがいも料理です。

味のイメージとしてはジャガバターのような感じです。ホクホクのマッシュポテトにじゅわっと溶けたバターは相性抜群で、いくらでも食べられます。

アイルランドの観光

UnsplashCharlotte Noelleが撮影した写真

自然と歴史豊かなエメラルドの島”アイルランド。イギリス・ロンドンから飛行機で1時間ほどで行けるこの国には沢山の観光スポットがあり賑わっています。

そこでここからは留学中に行きたいアイルランドの観光スポットを紹介します。

絶対に行きたい!アイルランドの観光スポット3選

1.ダブリン城

アイルランドの首都ダブリンで最も有名な観光スポットのひとつがダブリン城です。1204年に建てられ、約800年の歴史を持つこのお城は、アイルランドの歴史を語る上で避けては通れない国のシンボルのような場所です。

今でも国の重要な式典やイベントなどが度々このダブリン城で開かれています。

2.トリニティー・カレッジの図書館

まるでハリーポッターの世界に、西洋のおとぎ話に出てきそうな図書館が、このトリニティー・カレッジの図書館です。

中でも、この図書館にある「ケルズの書」は「世界で最も美しい聖書」と言われ豪華な装飾が特徴です。色鮮やかな挿絵や動物などが施された世界一美しい本は一見の価値がありますね。

3.テンプルバーエリア / ダブリン

アイルランドに来たら本場のアイリッシュパブに行きたい!という方が多いと思います。そんな方にオススメなので「テンプルバーエリア」です。

このテンプルバーエリアは様々な文化機関が集まる、いわばアイルランドの原宿のようなアイルランドの最先端を行くカルチャーエリアです。

このエリア一帯にはギャラリーや劇場、演劇や写真学校にミュージックセンター、フィルムセンターなどが集まり、レストランやパブなどではアイルランド伝統料理も楽しめます♪

アイルランドの治安

UnsplashMick Hauptが撮影した写真

アイルランドはヨーロッパのみならず世界の中でも有数の治安が良い国と言われていますが、スリは置き引きなどは日常でもありますので、基本的な防犯対策はしっかりとしましょう。

また、場所や地域によっても治安が悪いとされている所もあるので、行動する前にしっかりと情報収集し、身を守る対策や万が一の場合の対処法などを知っておくこといざというとき役に立ちます。

必要以上に心配する必要はありませんが、日本とは違うという意識を常に持っておきましょう。

まとめ

自然豊かで治安が良く、料理も美味しいアイルランド。

留学生の間では「アジア人が少ない」「治安が良い」などの理由から、近年は人気急上昇中の国です。そんな魅力溢れるアイルランドで留学をしませんか?

お役立ち情報

外務省 アイルランド
アイルランド政府観光局

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