短期留学におすすめのマルタ島はどんなところ?留学の魅力や注意点を整理します
マルタは、近年注目を浴びている留学先の1つ。ヨーロッパ圏への短期留学を考えている方の中には、マルタを候補にされている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、マルタ短期留学がおすすめな理由や注意点などを徹底解説していきます。
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目次
マルタ短期留学の特徴
マルタは、別名要塞都市としてもその名を轟かせている島国です。年間晴天日が300日にものぼり、美しい海や自然を堪能できるため、リゾート地としてとても人気があります。
首都のバレッタは街全体が世界遺産に登録されているなど、魅力的なスポットも多く、短期留学の最中も飽きることなく楽しい日々を送れるはずです。
マルタ短期留学がおすすめな理由
なぜヨーロッパ圏内への短期留学なら、マルタがおすすめなのかを解説していきます。
日本国籍の場合90日以内ならビザが不要
マルタは、シェンゲン協定国の1つであるため、日本国籍を持っている方であれば、90日以内の短期留学の場合、ビザの取得が免除されます。
ただし、90日以内のビザなしの短期留学中は、現地での就労は不可ということを覚えておきましょう。
留学費用が安い
マルタは、東京と比較するとそこまで物価が安いというわけではないにしろ、主要なヨーロッパ各国の都市と比べると、圧倒的な物価の安さです。
例えばバスなどの公共交通機関の価格もとても安く、移動費など費用を格段に抑えて、リーズナブルにヨーロッパ圏への短期留学を実現できるのです。
世界遺産などを観光できる
マルタは非常に小さな国であるのにもかかわらず、バレッタ市街、マルタの巨石神殿群、ハル・サフリエニの地下墳墓の3箇所の世界遺産があります。
マルタに短期留学に行くなら、英語の授業だけに集中するのではなく、プライベートの時間で1箇所だけでも訪れるべきでしょう。
質の良い語学学校が多い
マルタには世界中からたくさんの留学生が集まるため、語学学校ではレベルや目的に合わせて、多くの種類の中からコースを選ぶことができるなど、質の良さに定評があります。
欧米の大学や大学院に進学を希望している生徒も少なくなく、夢に向かって熱心に勉強する仲間たちと切磋琢磨しながら、英語を習得できるはずです。
日本人留学生が少ない
ヨーロッパ圏への留学先としては、カナダやイギリスなどが真っ先に候補として上がるため、マルタの日本人留学生はまだまだ少ない傾向にあります。
治安の良さや滞在のしやすさを重視しつつ、本気で集中して英語しか話さない環境に身を置きたいというような方には最適です。
様々なイントネーションの英語に触れることができる
日本人留学生はそこまで多くありませんが、マルタにはヨーロッパ圏、アジア圏、アフリカ圏、南米地域など世界各国から留学生が集まっています。
授業で習う英語の他に、様々なイントネーションの生の英語に触れることができるので、リスニング能力が大きく向上することは間違いありません。
注意点
とても魅力が多いマルタ短期留学ですが、一部注意しなければならないこともありますので、ご紹介します。
英語に訛りがある
マルタは、英語だけでなくマルタ語も公用語となっているため、マルタ語の独特のアクセントが英語にも混ざってしまっています。
ゆっくりかつ抑揚が大きいといった訛りのせいで、日本人には聞き取りづらく、綺麗なアメリカ英語やイギリス英語を学びたいという方には不向きです。
日本からの直行便がない
マルタには日本からの直行便がないので、注意が必要です。
イスタンブールをはじめ、ミュンヘン、ドバイ、フランクフルト、ローマ、ウィーンなどを経由して入国することになるので、日本からは最低でも16〜20時間程度かかってしまいます。短期留学に人気の地域
マルタは小さな島国ですが、各地域によって特色があります。
ここでは、マルタ短期留学に人気の地域を厳選してご紹介します。
バレッタ
前述した通り、マルタの首都であるバレッタは、街全体が世界遺産に登録されています。通学の際にも、歴史ある街並みを歩くだけで観光気分になるほど。
イタリアが近いことから現地の人の中にはイタリア語を使う人がいたり、フランス語やドイツ語を母国語とする留学生が多かったりするので、英語以外の言語も身近に感じられる国際色豊かな環境です。
セントジュリアン
マルタ随一の繁華街であるセントジュリアン。マルタの中で最もレストランやバーが多く軒を連ねており、グルメやショッピングも楽しみたいという方におすすめ。
さらにクラブやバー、カジノなどといった魅惑のナイトスポットも盛りだくさん。語学学校によっては、学校主催でクラブに連れて行ってもらえることもあるそうですよ。
スリーマ
スリーマは、首都バレッタからバスを使ってわずか20分ほどのアクセスの良い地域。都会的な雰囲気を持ちつつ、落ち着いた雰囲気も兼ね備えているため、勉強に集中することができます。
地中海に面したビーチでは、様々なマリンアクティビティに挑戦することもできるので、勉強と遊びどちらもメリハリをつけて堪能したい方におすすめです。
セントポールズベイ
セントポールズベイは海辺の美しい街。景色の良さはもちろん、プロムナード沿いには、シーサイドレストラン、カフェ、映画館、水族館など、様々なスポットがあるので飽きることがありません。
夏場は非常に活気がありますが、それ以外のシーズンは静かなので穏やかな留学生活を送ることができるでしょう。
ゴゾ島
首都バレッタからフェリーで1時間〜1時間半ほどの距離にあるゴゾ島。離島のためさらに美しい青い海に感動すること間違いなしです。
マルタの中でも日本人留学生が少ない地域なので、より英語漬けになりたい方にはもってこい。自然に恵まれたベストな環境で留学生活を送ってください。
必要となる費用
ヨーロッパ圏内では費用を抑えて短期留学ができるマルタですが、滞在方法や地域、期間、学校などの条件によって、留学費用は変動します。
マルタ短期留学で必要となる費用の概算を算出しましたので、参考にしてください。(往復航空券・学費・生活費)
1週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 |
25~30万円 | 40〜45万円 | 75~80万円 |
マルタ短期留学の費用を抑えるためのテクニックマルタ短期留学の費用は、下記テクニックを駆使することでさらに抑えることが可能です。
冬に留学する
マルタはリゾート地として人気があるため、特に夏場は観光客や留学生が増え、航空券が高くついてしまいます。
あえてオフシーズンである冬に留学することで、渡航費の節約ができるのはもちろん、語学学校によっては割引キャンペーンを行っていることもあり、費用を抑えることができるのです。
なるべく自炊する
マルタ料理はとても美味しいため、どうしても外食しがち。しかし、いくら物価が安めであっても、毎日のように外食していると出費が嵩んでしまいます。
可能な限り、自炊することで食費を抑えることができますよ。
禁煙する
マルタでは日本以上にタバコが値上がりしているため、喫煙者であるなら、マルタ短期留学を機に禁煙することで、確実に出費を抑えることができます。
まとめ
マルタ短期留学について、この記事では、マルタ短期留学がおすすめな理由や注意点などを徹底解説しました。
まだまだ日本からの留学先としてメジャーとは言い切れないマルタ。日本人留学生が少ない今だからこそ、英語漬けになりながら、世界遺産などを堪能できます。
ヨーロッパ圏への短期留学の費用を抑えたい方は、ぜひマルタを留学先として検討してみてくださいね。