【国情報】シンガポール-多文化の緑あふれる美しい国-

UnsplashJisun Hanが撮影した写真

シンガポールの基本情報

シンガポールはマレー半島の南端に位置し、50以上の島からなる国です。日本(成田)からは飛行機で約7時間ほどの距離にあります。面積は東京23区より少し大きい約700キロ㎡ほどの小さな国で、中華系、マレー系、インド系の人々が暮らしている他民族国家です。そのためマレー語、英語(公用語)、中国語、マレー語、タミール語など様々な言語が話されています。

シンガポールはポイ捨て禁止やチューインガムの持ち込み禁止など街並みを綺麗に保つために様々な罰金制度があることは日本でも有名な話で、「Singapore is a fine city.」といったジョークも!
※fineには「良い」という意味と「罰金」」という意味があります

国を挙げての緑化計画「シティ・イン・ア・ガーデン」では都市全体が庭園の中にあるような街づくりを目指しており、街のいたるところで自然が身近に感じられます。今ではシンガポールを代表する観光スポット、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは緑化都市としてのシンボルです。

街並みはもちろん、写真映えするスポットやリゾートホテル、多国籍グルメ、ショッピング、ビーチリゾートなど様々な魅力があふれるシンガポールは世界中からの観光客から人気があります。

▶首都
シンガポール(小さな国のため国全体を一つの都市としているため)

▶時差
1時間(日本の方がシンガポールより1時間先に進んでいます)

シンガポールの気候

UnsplashBna Ignacioが撮影した写真

シンガポールには日本のような四季はなく、乾季(3月~10月)と雨季(11月~2月)に分かれ2月が最もよく雨が降ります。6月~8月は日差しが強くなるため日本の夏と同じように日焼け対策をして帽子、サングラス、日傘などがあると安心です。

乾季の間でもスコールと言って短時間に集中的に雨が降ることもあるので、心配な方は雨具を準備しましょう。

▶年間平均気温
シンガポールは熱帯雨林気候に属していて、年間を通して高温多湿です。平均最高気温は30℃前後、平均最低気温は25℃前後です。

▶服装
日本の夏場と同じようにTシャツ、短パンなどの軽装で大丈夫です。冷房対策や日よけ用に薄手のはおり物やカーディガン、ストールなどがあると便利。

シンガポールの物価

UnsplashSwapnil Bapatが撮影した写真

シンガポールの物価は日本と比べると全体的に割高なようです。その理由としてシンガポールの平均収入が年々上昇していることがあげられます。観光で訪れた際利用するようなテーマパーク、カフェ、レストラン、ファストフード店では少々割高に感じるかもしれません。

一方で公共交通機関や映画、地元のレストランや屋台、日本でも見かける海外製品(輸入品)、免税店のブランド品など日本より割安なものもあります。

▶通貨と補助通貨
シンガポール・ドル(S$)と補助通貨単位はシンガポール・セント(S¢)

▶チップ
シンガポールではチップの習慣はないため基本的に渡す必要はありません。ホテルやレストラン、タクシーなどではすでにサービス料は加算されていることが多いです。特別良いサービスを受け感謝の気持ちを表したい場合はS$1-2程度渡すとよいでしょう。

シンガポールの食事

UnsplashJirath Ninchaikovitが撮影した写真

他民族国家のシンガポールでは中国料理、インド料理、マレー料理様々な料理を味わうことができます。プラナカン料理(ニョニャ料理)という伝統料理も有名です。

シンガポールの主食はお米と麺類で、日本のようにご飯とおかずを一緒に食べたり、ご飯の上におかずをのせたワンプレートスタイルの料理も豊富です。麺料理はスープと一緒に食べるもの、焼きそばのように炒めたものなど日本人にとってはなじみやすい食べ方も多いです。

シンガポールは共働き世帯が多いため、外食や外で買ってきたものを食べる習慣が一般的で、そのため屋台フードも充実しています。訪れた際にはぜひ味わってみたいですね。

絶対に食べたい!フィリピングルメ3選

人気のシンガポール料理トップ3をご紹介します。

1.チキンライス

こちらは日本でも”シンガポールの名物料理”として知られています。鶏肉を丸ごと茹でて、そのスープで炊いたご飯に鶏肉をのせて一緒に味わいます。シンプルな味付けで子供から大人まで楽しめます。

2.ラクサ

シンガポールの国民食の麺料理と言えばこちら!真っ赤なスープが特徴で、スパイシーさの中にココナッツミルクと干しエビの風味が広がります。鶏肉や野菜、貝、エビなど様々なトッピングがのっています。

3.チェンドル

抹茶ゼリーのようなチェンドル。このグリーンはパンダンリーフという葉の色によりものです。米粉やタピオカ粉から作られているのでモチモチとした触感が特徴。

よくかき氷のトッピングとして使われていて、ココナッツミルクやグラ・マラッカという甘いシロップをかけて食べます。

シンガポールの観光

UnsplashWill Truettnerが撮影した写真

日本からの旅行先としても大人気のシンガポール。近代的な建造物や多文化が反映される街並み、ビーチリゾートやアミューズメントパークなど、観光名所が盛りだくさんです。

シンガポールは国土が小さく、公共交通機関もしっかりと整備されているためそれぞれの観光スポットが巡りやすく、英語の案内看板も多いため観光しやすいのが特徴です。

絶対に行きたい!シンガポールの観光スポット3選

1.マーライオン公園

シンガポールと言えばこの「マーライオン」を思い浮かべる方もきっと多いはず。マーライオンは上半身がライオン、下半身は魚の形をしており、繁栄をもたらす方向と信じられている東を向いています。ぜひマーライオンとお気に入りの一枚を撮影したいですね!

2.ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

マリーナベイに隣接する広大な植物園は絶対逃したくない必見スポットです。ギネス世界記録に登録された世界最大のガラス張りの温室は圧巻のスケール!スーパーツリーと呼ばれる25~50mもの垂直庭園も目を引きます。昼間は草花のグリーンが美しく、夜にはライトアップされ違った美しさを楽しむことができます。

3.マリーナベイ・サンズ・スカイパーク

ショッピングやグルメが楽しめる大型ショッピングモール「ショップ・アット・ベイサンズ」や、高さ55mの天空の楽園「スカイパーク」、世界最大級のカジノなどを抱える大エンターテインメント施設です。

またサンズ・ホテルの屋上にあるインフィニティプールの眼下には宿泊者だけが楽しめる絶景が広がっています。マリーナベイ・サンズ・スカイパークを満喫するならこちらも要チェックです!

シンガポールの治安

UnsplashMike Enerioが撮影した写真

シンガポールは他の東南アジア国々と比べると犯罪率は低く、較的治安は良いとされています。しかし、スリや置き引きなどの軽犯罪は多く、特に日本人観光客は狙われやすいため注意が必要です。常に「日本とは違う」ということを頭に置いて荷物や貴重品の管理には十分気をつけましょう!

また、万が一のケガや事故、トラブルに備えて日本出発前に海外旅行保険に加入することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
魅力あふれるシンガポールで観光やグルメ、英語の勉強を楽しんでみてはいかがでしょうか。

お役立ち情報

外務省 シンガポール共和国
シンガポール観光公式サイト

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