ビジネス英語とはどんな英語?日常英会話との違いなどを徹底解説!

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グローバル社会である現代では、仕事上、英語を使用する場面があるという方も少なくありません。しかし、仕事で求められるビジネス英語は、学生時代に勉強する日常英会話とは少し違うことに気づき、戸惑ってしまったという方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、ビジネス英語はどんな英語なのか、日常英会話との違いなどを中心に解説していきます!

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ビジネス英語とは

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そもそもビジネス英語とは、仕事の場面で用いられる英語のこと。円滑に的確に仕事を進めるため、シンプルで丁寧、そして無駄がないという特徴があります。

ただし、そこまで身構える必要はありません。日本語でも、仕事上丁寧な言い回しをしたり、敬語を使用したりしますよね?英語も同様で、仕事上きちんと丁寧な話し方をするのが、ビジネス英語というだけのことなのです。

ビジネス英語と日常英会話の違い

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日常英会話は、家族や友人といった親しい人物と、気張らずに話す英語のことです。多少砕けた表現や、曖昧な表現をしたとしても問題がなく、話題も多岐にわたります。

一方で、ビジネス英語は、自己紹介から始まり、挨拶の仕方、プレゼンテーション、ミーティングなど、仕事上会話が発生する場面が限られています。そのような中で、相手に失礼がなく、シンプルに伝わる丁寧な英語がビジネス英語なのです。

ビジネス英語は難しい?

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ビジネス英語は難しいのではないか、と身構えてしまう必要はありません。前述したように、ビジネス英語は使われる場面が限られているので、ある程度パターンが決まっています。

そのため、定型表現さえ習得してしまえば、話の流れが推測しやすく、話題が多種多様な日常英会話よりも学びやすいと言えるでしょう。

ビジネスレベルの英語力を示すTOEICスコア

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英語力が求められる会社では、実際どの程度の英語力が必要なのでしょうか。

一般的にビジネスレベルの英語力はTOEIC(L&R)スコアに換算すると、700点以上をマークできれば問題ないレベルだと言われています。

ちなみにビジネス英語に必要となる語彙数は、4,000〜5,000語程度です。もちろん、ビジネス英語であっても完璧に話す必要はなく、多少の文法の間違いなどは許容範囲内ですし、シンプルに失礼のない英語力さえあればあまり心配いりません。

ビジネス英語を学習する方法

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ビジネス英語を学習するコツとしては、とにかく定型表現を覚えていくことが第一となります。話題やシチュエーションごとに、テンプレートを作っておいて、場面に応じて単語を変えるなどして、自然な発話ができるようになるとベストと言えます。

ビジネス英語を学習する方法としては、次の8つがおすすめです。

  • 英語学習アプリを使う
  • ニュース記事を読む
  • とにかく英文多読する
  • TEDを使ってディクテーションを行う
  • オンライン英会話レッスンを受講
  • 参考書で独学する
  • 動画を見て独学する
  • 思い切って短期留学に行く

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

英語学習アプリを使う

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今や有料だけでなく、無料のビジネス英語学習アプリがたくさん存在しています。単語をはじめ、定型文などをクイズ形式で回答するアプリはもちろん、人工知能と英会話することで、リスニング能力やスピーキング能力を上げることができるアプリなどもあります。

家でゆっくりと取り組むのもよし、通勤通学の移動中に隙間時間を活用して取り組むことができるので、1つはアプリを取り入れた勉強を行うと良いでしょう。

おすすめの英語学習アプリ

世界No.1の外国語学習法:Duolingo
圧倒的に早く覚えられる英語アプリ:mikan
企業や官公庁、教育機関も導入:Rosetta Stone

英語でニュース記事を読む

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英語の勉強という感じがしないかもしれませんが、リーディング能力をつけるために、トレンドのニュース記事を日本語ではなく、英語で読んでみるのも良い勉強方法です。

隙間時間に読むことができる上、時事問題にも精通していくことができるので、同僚や取引先との会話のネタを手に入れることもでき、一石二鳥と言えるでしょう。

おすすめのニュースサイト

日本のニュースを英語で読める:The Japan Times
日本語と合わせて読める:The Mainichi
世界のニュースが読める(アメリカ英語):CNN
世界にニュースが読める:BBC

とにかく英文多読する

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前述したニュース記事を読むことにも繋がりますが、とにかく色々な英文を多読することも、ビジネス英語習得の近道です。

ニュース記事であれば、比較的短いので、経験を積むにはもってこい。短い文章を読むことに慣れてきたら、図書館などで英字新聞や英字雑誌などを読んでみると、自分のリーディング能力が上がっていることを実感できるはずです。

TEDを使ってディクテーションを行う

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著名人による世界的な講演会の映像を見ることができるTEDも、ビジネス英語習得には欠かすことができません。各界に精通した専門家が話す内容は、それだけでもためになります。

インターネット環境さえあれば、無料再生できるほか、英語スクリプトが無料で見れるなど、TEDは英語学習にとって、この上ない教材と言えるのです。

ただ映像を見のも良いですが、耳で聞いた英語を紙に書き写すというディクテーションを行うことで、リスニング能力を大きく伸ばすことができるでしょう。

TEDオフィシャルサイト

オンライン英会話レッスンを受講

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リーディング力やリスニング力は、1人で黙々と勉強しても伸ばすことができますが、スピーキング能力は、どうしても誰かと会話し、経験を重ねるほかありません。

特に社会人であれば、毎日の仕事が忙しかったり、時間が不規則だったりして、英会話教室に行く時間がとれないという方も大勢います。

そこで、おすすめなのがオンライン英会話レッスンです。サービスによって、金額、受講可能時間帯、1レッスンの時間などが異なりますが、手軽に無理なく家から受講することができるので、ハードルは低め。

無料体験なども随時実施されているので、興味があれば1度体験してみると良いでしょう。

参考書で独学する

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原点に立ち返り、ビジネス英語の参考書を手に入れて、独学するというのも古典的ですが、効果が期待できます。

現代では、紙媒体だけでなく、電子書籍でも参考書を手に入れることができるので、荷物にならず、通勤・通学の隙間時間に手軽に閲覧することができるでしょう。

おすすめの参考書

英文ビジネスEメール 実例・表現1200
即戦力がつくビジネス英会話
一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書

動画を見て独学する

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先ほどご紹介したTEDではなくとも、自分の興味のあるジャンルの動画を見て、リスニング能力を磨くという方法もあります。

YouTubeでは、ビジネス英語に特化した動画がありますし、もちろん海外のYouTuberが上げている動画や、海外のニュース番組などを見ても良いでしょう。

動画に関連して、洋画や海外ドラマを見て学ぶのもおすすめです。

英語の勉強におススメの洋画・海外ドラマ
ボス・ベイビー(Hulu)
SUITS/スーツ(Hulu)
マイ・インターン

思い切って短期留学に行く

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色々な勉強方法をご紹介してきましたが、本気でビジネス英語を習得したいという方は、思い切って短期留学に行ってみるというのも1つの手段といえます。

1週間程度の短い日程でも、短期留学は問題なく可能です。社会人であっても、ゴールデンウィーク・夏休みなどの長期休暇を利用して、気軽に留学することができる上、転職期間を利用するということもできます。

ただ、短期留学にいくということであれば、限られた時間で最大限の成果を手にすることができるよう、事前に入念な計画を立てる必要があるでしょう。

まとめ

ビジネス英語はどんな英語なのかについて、この記事では、日常英会話との違いなどを中心に解説してきました。

ビジネス英語というワードからは、習得するのが難しそうと思いがちですが、実際には日常英会話をマスターするより、はるかにハードルが低く、誰でもやる気になれば習得可能です。

ビジネスシーンにおいて、ライバルたちに差をつけるためにも、ビジネス英語をマスターしてみてはいかがでしょうか?

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