【留学生のバイト事情】経験者は海外でどんな仕事をしていたの?体験談を交えてご紹介します!

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留学中に生活資金の補填や海外での就労経験を積むためにバイトすることを検討している人も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、留学生が海外で働くことで得た貴重な経験や成長、異文化環境下でのバイトの苦労話など、リアルな体験談を交えながら海外でのバイト事情に迫ります。

これから留学を考えている方や、留学生活中に海外で働く経験もしてみたいと検討している人にとって、役立つ情報になればうれしいです!

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この記事の要点

リサちゃん

留学中のアルバイトについて参考になれば幸いです!

●留学生が従事している主なバイトは接客やサービス業

●英語力や日本での経験、海外でも通用する資格があれば専門性の高い仕事もできる

●留学中のバイトは学業と両立できれば得られるメリットが大きく将来の財産になる

留学生でもバイトできる職種や仕事内容は?

UnsplashBrooke Cagleが撮影した写真

留学中に多くの学生が留学費用の補填やお小遣い稼ぎ、就労経験や人脈作りなど様々な理由でバイトを経験します。一般的に留学生がよく従事するバイトの職種としては、主に接客業などホスピタリティ関係の仕事や農場や工場での作業、ベビーシッターや清掃など家事手伝いの職もあります。

また、中には英語力や自国での経験、資格などを生かして現地企業の営業職やオフィスワーク、IT関係、介護や医療関係、土木作業などの仕事を得る人もいるようです。

時期によって求人数が増減することはありますが、日本と同様にバイトの種類は豊富なので、勤務条件や自分の英語力や経験と照らし合わせながら探していくことになります。

以下では経験者の声を参考に、留学生が従事するバイトを整理してご紹介します。

【接客業やサービス業】

  • レストランやカフェの店員
  • バーテンダー
  • 小売店の販売員
  • リゾートホテルのフロントスタッフ、清掃スタッフ
  • ツアーコンダクター
  • デリバリースタッフ
  • イベントスタッフ
  • 介護スタッフ
  • ベビーシッター、ペットシッター

【オフィスワーク】

  • データ入力スタッフ
  • 現地企業の営業、販促スタッフ
  • 日系企業の営業や窓口スタッフ
  • 医療事務スタッフ
  • ITエンジニア

【力仕事】

  • 農作業スタッフ
  • 漁業スタッフ
  • 工場作業員
  • 土木工事作業員
  • 清掃スタッフ

【その他有資格】

  • 日本語教師アシスタント
  • チャイルドケアスタッフ
  • 家庭教師
  • 看護助手
  • スポーツインストラクター
  • マッサージ、整体師
  • ネイリスト
  • 美容師

【経験者の声】留学先で経験したバイトの体験ストーリー

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ここからは、留学中にバイトをしていた経験者の皆さんの声をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

日本食レストランのウエイター

Tさん体験談(カナダ・バンクーバー)

私は日本食レストランで働き、主に注文お伺い、接客、レジ、店舗清掃などの仕事を担当していました。英語での注文を正確に聞き取ることや、お客様によってアレルギーに対応した食材や料理の調整などオプションの注文も多かったです。外貨硬貨の識別に慣れていないため、はじめのうちは素早くお会計をすることが大変でした。

カナダでアルバイトをしてみて、日本食をこんなにも好んで食べに来てくれる外国人がたくさんいることを実感できて、とてもうれしかったです。

ツアーコンダクター

Hさん体験談(ニュージーランド・オークランド)

私はニュージーランドとオーストラリアでツアーコンダクターのバイトをしていました。主に日本人観光客の方に世界遺産や人気の観光スポット、カフェやレストラン、おすすめのお土産などを案内していました。

お客様が利用するホテルや訪れる先々の施設では、すべて英語でのやり取りになるため、時に交渉するのが困難な時もありました。そのためバイト中も英語の勉強を続けていました。

スタバの店員

Sさん体験談(イギリス・ブライトン)

現地のスタバでアルバイトをして、その地域コミュニティに入ることができ、ローカルの人と仲良くなることができたのがうれしかったです。朝早くから働き、英語で注文を受けてすぐに次へ流さないといけないので、英語での処理能力やドリンクを作る速さやコーヒーやラテアートの知識が身に付きました。

大変だったことは、英語のアクセントが様々で聞き間違えをよくしてしまったり、お客様の名前をカップに書くのですが、様々な国の方が来店するのでスペルがわからないこともありました。でもスタッフはフードが半額、飲み物が無料で飲めたのはよかったです!

日本食レストランのキッチンスタッフ

Rさん体験談(オーストラリア・シドニー)

シドニーの有名日本食レストランの裏方で働いていました。私はテイクアウトのお弁当のオーダーをシェフに伝えて容器をセットしたり、出来上がったお弁当を包装して受付に渡していました。

ひっきりなしにオーダーが飛んできて次々に用意しないといけなかったので、流れ作業であっても慣れるまで大変でした。

ホールスタッフの人数が足りない時にはヘルプに出ることもあり、英語で注文を取ったり、料理の説明をすることもあったので英会話の機会も多くよい経験になりました。

語学学校の日本人スタッフ

Mさん体験談(カナダ・バンクーバー)

バイトではありませんが、就労経験として有給インターンシップをしました。週5日語学学校で勤務し、生徒対応(個別相談・アクティビティ対応・入学者オリエンテーション)、エージェント対応(メールでの申込の手続きやトラブル対応)、学校のニュースレター作成、職員会議参加などの業務を行っていました。

ネイティブと対等に話すための英語力の面と、自分の意見をしっかりいうことに慣れていなかったため、カナダ人との英語での会議に参加するのは大変だと感じました。しかし、日本とカナダの働き方の違いを知ることができとても有意義な経験でした。

ユニクロのスタッフ

Kさん体験談(ドイツ・ハンブルク)

日本のユニクロのように接客やレジ応対、デニムなどの裾上げ、洋服の金額変更など、業務はマルチタスクでした。また、私はオープンスタッフだったので商品の陳列や研修などオープニング準備も経験しました。

バイトしてよかったのは十分な接客ができる英語力が身についたとや外国人の同僚(友人)が増えたこと、日本での電話対応などが日本語というだけで楽だなと思うようになれたことです。また、外貨を他言語で稼ぐということができて、自分の力量に自信がついたと思います。

ギフトショップの店員

Sさん体験談(オーストラリア・シドニー)

シドニー中心地のお土産屋さんでアルバイトをしていました。毎日様々な国からくる観光客の人たちにオーストラリアの名産品やおすすめのお土産物を英語で紹介し販売したり、さまざまな質問や困りごとに対応していました。

取り扱っている商品数が膨大だったので、それぞれの特徴を覚えて説明するのはかなり苦労しましたが、たくさんの国の人と会話して盛り上がったり、良い買い物ができた、と喜んでもらえてとてもうれしかったです。

日本でもともと販売の経験があったため、仕事の流れを把握するのは難しくなく、接客のスキルも行かせたと思います。

留学中にバイトするメリット

UnsplashBrooke Cagleが撮影した写真

語学力やコミュニケーション能力が向上する

現地でのバイトを通じて、日常会話や業務に必要な言語スキルを実践的に向上させることができます。特に現地の人達と働くことでより生きた英語に触れることができるため、リスニングやスピーキング、コミュニケーション能力が成長します。

バイト中様々なシチュエーションで行われる英会話は、学校の授業や教科書だけでは得られない実践的なスキルを磨くことに役立ちます。

異文化理解や国際交流ができる

日常生活や学校生活に加えて、バイト先でも現地の文化や習慣に触れる機会が得られます。現地の人々との協力やふれあいを通じて、異なる背景や価値観を理解することができ、国際交流を深めることができます。これにより、広い視野を持ち、異文化を尊重する力が育まれます。

自分とは違った考え方や物事に取り組む姿勢など、他を広く理解し受け入れ、チームワークで働くことができる力は、日本で就職する際にも大変重要視されるスキルです。

自己成長と海外就労経験できる

留学中のバイトで職務経験を積むことで自己成長につながります。新しい環境で働くことにより、自己主張力や問題解決能力、協力性などのスキルが向上します。

また、履歴書や職務経歴書に海外でのバイト経験を含めることで、将来の就職活動にも有利になる可能性があります。面接で自分の強みや困難をどう乗り越えたかなどのエピソードを話す際にも留学中のバイト経験はきっと役に立つでしょう。

留学中にバイトするデメリット

UnsplashVerne Hoが撮影した写真

時間と労力がいる

留学中のバイトは新しい環境で学び成長する貴重な機会ですが、時間と労力がかかります。日本とはかってが違う環境で働くことに慣れるまで時間がかかったり、業務に必要な知識や専門用語などを覚える必要もあります。

また、バイト先でも上司や同僚、顧客や取引先など人脈を形成するにも積極的に応対し自分で働きやすい環境を整えていくことになります。特にバイトを始めて間もないころは精神的にも疲れを感じることもあうでしょう。

学業との両立が大変

バイトに費やす時間が増えると、学業や留学生活を充実させる時間が減少してしまい、バランスを取ることが難しくなることがあります。フルタイムの学業との両立は厳しい場合もあり、時間的な余裕や休息が不足し、身体的・精神的な疲労が溜まりやすくなってしまいます。

バイトによる追加の負担が学業や留学生活にストレスを与えてしまったり、バイト優先の生活で学業がおろそかになってしまうと、留学の目的が達成されないという結果を招きかねません。

まとめ

この記事では、留学中のバイトについて留学生が従事する職種や、バイトするメリット・デメリット、経験者の声をご紹介しました。

なお、留学生がその国でバイトができるかどうか(働くことが許可されているかどうか)や、どの程度の時間就労可能なのかはビザの規定に準じます。もし留学中にバイトをしたいと考えている人は、希望する留学先の国のビザ規定をしっかり確認してくださいね!

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