留学を実現するには志望動機が重要!ポイントや注意点について解説します
留学する際には、「なぜ留学したいのか」という志望動機が非常に重要です。
なんとなく留学してみたいという気持ちには必ず理由があるはずですので、それをしっかりと掘り下げ具体的で明確な志望動機として示すことが、留学を成功させる鍵にもなります。
特に交換留学や奨学金などの選考がある場合には、志望動機が選考の重要な要素となります。それでは、具体的で明確な志望動機とはどのように書いたらよいのでしょうか?
この記事では、留学の志望動機の重要性や書き方のポイントなどを詳しく解説していきます。
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目次
志望動機が重要な理由とは?
まず大事なのが、なぜ動機が重要なのかということです。志望動機が必要なケースとして、学生の留学、交換留学、奨学金を申し込む時などがあります。
このケースで共通して言えるのは、「なぜ留学する必要があるのか、もしくは必要なのか」ということです。
特に、交換留学や奨学金のケースでいえば、選ばれる理由や最後まで留学を全うできるかどうかという判断が必要になります。
また通常の留学においても、どんな経験をしどんなことを学びたいのかという自分の考え方というものを、明確に相手に伝える必要があります。
それらを、何かの真似をするのではなく、自分の言葉で伝えることが大事になります。
留学目的を考える際のポイント
それでは留学の志望動機をどのように作成していくのかを考えてみましょう。そのために、留学の目的を明確にすることが必要になります。
何を得られることを考える
まずは留学することで何を得ることができるのか考えてみましょう。語学力を向上させる、友人を作る、異文化に触れ世界観を広げるなど、思いつくものを列挙していきましょう。
ある程度列挙したら、優先順位をつけていきましょう。それにより、何を一番に留学をしたいのかということが明確になります。
高めのレベルを設定する
留学の主な目的は語学力の向上です。どの程度語学力を向上させたいのか明確にしてみましょう。挫折しない程度で、自分が達成できるであろう、やや高めの目標を設定するのがポイントです。
その際は、留学期間なども踏まえて決めるようにしましょう。
具体的な内容にする
大事なのは漠然とした目標ではなく、具体的な目標を設定することです。例えば語学力でいえば、英語で会話をできるようにしたい、英文を理解できるようになりたいではなく、TOEICで600点以上の力をつけたいといった具体的な数値を決めましょう。
友人をたくさん作りたいという感じではなく、どこどこの国に興味があるからその国の友人を作り、その国の文化を知りたいなど、より具体的な内容にするのがいいでしょう。
ビジョンを思い描く
ある程度の目標を設定したら目標達成後のビジョンを明確にしてみましょう。それを活かして、今後何をしたいか、どうなりたいかということを思い描いてみましょう。それを明確にすることで、目標も達成しやすくなってくるでしょう。
主な留学目的
留学目的にはいろいろあります。皆さんの中にも、留学をしたい姥久手区というのが必ずあるはずです。
よくいわれる目的としては「英語を上達させたい」「将来の希望の仕事に就くため」「専門的な知識を学びたい」「海外生活をすることでもっと視野を広げたい」「世界の人々と触れ合うことで異文化を学びたい」などがおもな目的となるでしょう。
留学は語学勉強だけでなくいろいろと体験することができます。留学先によっては専門分野に特化した勉強ができる国もありますし、一人で海外生活を送ることで新しい自分を発見したいという方もいるでしょう。
また多くの海外留学生との交流で、今まで知らなかった世界を知りたいという方もいるでしょう。自分がどんな目的をもって留学に行きたいか迷われている方は、このような目的から選んでみるといいでしょう。
留学の志望動機の書き方ポイント
しっかり目的やその後のビジョンを明確にしましたら、志望動機の作成です。これらの「目的を明確にすれば、志望動機も非常に書きやすくなってきます。
留学に行こうと思った理由
志望動機に必要なのは、なぜ留学をしたいのかということです。先ほど考えた留学目的を記入していきましょう。その際は、漠然とした理由ではなく、明確な理由を記入していくようにしましょう。
留学で何を得たいのか
留学することで、自分の何がどう変わったかということを明確に記していきましょう。先ほど考えた、具体的な目的を思い出し、相手にしっかり伝わるような文章で書き記してください。
留学経験を将来にどう生かしたいのか
次に必要なのは、留学後にその経験をどう活かしていきたいかということです。こちらも先ほど解説した通りですが、ここでも明確な将来像を書き記していくことが大事です。
ただ、就職に活かしたい、培った語学力を活かしたいではなく、どのような企業に入社し、どのような分野で活躍したいといったような、具体的な例を記入していくことが大事でしょう。
志望動機を書くコツ:PREP法
志望動機を書くコツとしてPREP法というものがあります。聞いたことがある方も多いでしょうか、PREP法とは、結論・理由・具体例・結論4つの構成される文章構成で、相手に分かりやすい文法です。
これは志望動機を書く際だけでなく、プレゼンテーションや提案資料などでも活用されています。このコツをしっかり理解して文章を作り上げるようにしましょう。
志望動機を書くときの3つの注意点
それでは、最後に志望動機を書く際の注意点をご紹介していきます。もしこの中で一つでも該当するものがあれば、イメージが悪くなり、留学を見送られてしまう可能性があるので、しっかり把握しておくようにしましょう。
嘘は書かない
どうしてもイメージをよく見せようとすると、思ってもいないことや大げさな内容を書きがちになってしまいます。
そのように、嘘のような内容はおおくの志望動機を見てきた方たちには、本当なのかどうかは分かりますし、もしウソがばれてしまった場合は、間違いなく留学することはできません。
イメージをよく見てもらいたいという気持ちは分かりますが、一番気持ちが伝わるのは自分の思いをしっかり自分の言葉で正直に伝えることです。こういう目的があり、将来はこうしたいんだという強い思いを正直にぶつけましょう。
客観的な事実を入れる
客観的な事実を入れるというのは、「この分野でこの国はTOP3に入っている」「この都市はこの分野でNO1」のような内容になります。このような客観的な事実を入れることは、相手にも伝わりやすいですし、説得力も上がってきます。
目標はぶらさない
先ほどのPREP法ではないですが、初めの結論と終わりの結論がぶれていては、この人は何がしたいんだと思われてしまいます。そのため、文章に一貫性を持たせることが必要になります。
初めに説明した、目的を考える際のポイントをしっかり踏まえ、自分が何がしたいのかという結論はぶらさずに文章を仕上げるようにしてください。
まとめ
この記事では、留学の志望動機の重要性について解説してきました。
志望動機を書く際、どのように作成すればいいか迷われている方のほとんどは、いきなり志望動機を作成する人に多く見られます。
まずは留学の目的を明確にし、志望動機を書くポイントをしっかり押さえていけば、有効な志望動機を作成することができます。
また大きなポイントとして、誰かの言葉を借りるのではなく、自分の言葉で伝えるということです。自分の言葉で伝えるというのは、相手にも熱意と誠意が伝わります。
コピペではなく、しっかりと自分の言葉で志望動機は書くようにしてくださいね。