【宿泊先の手配】留学中はどこに泊まる?もっと自由な宿泊先の選び方
短期留学で海外に滞在する場合、どんな滞在方法を思い浮かべますか?
もしかすると、現地のご家庭にお世話になる「ホームステイ」や、通う語学学校の「学生寮」をイメージする方が多いのではないでしょうか。
この二つは人気が高く留学中の滞在方法としては定番です。ホームステイと学生寮の予約方法は、どちらも通う語学学校を通して就学するコースと一緒に申込みをすることになります。
しかし、学校に通う時期や期間、申し込むタイミングなどによっては上手く学校に通うスケジュールと合わないこともしばしば。
例えば、人気の学校では半年以上余裕をもって予約(学校の申し込み)をしないとホームステイや学生寮の空きがなくなってしまたり、夏の間(ハイシーズン)は滞在費が割高だったり、立地条件が選べない(特にホームステイ)など自分の希望に沿う”自由度”の高さについてはやや制限がかかることもあります。
もっと自由に、自分の希望に合わせて留学中の滞在を楽しみたい!という方は他の滞在方法を検討してみるのはいかがでしょうか。
以下では、ホームステイや学生寮の他にどのような滞在方法があるのかや、それぞれのメリット・デメリットもまとめてご紹介していきます!
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目次
ホテル
まず思いつく方法としてホテル滞在があります。今では各ホテルもHPで予約できたり、ホテル予約比較サイトで価格の安いところを探してだして予約することもできるのでとても便利です。
立地や時期などにもよりますが、素泊まりで1泊あたり7,000〜12,000円ほどが相場のようです。
ホテル滞在のメリット
・スタッフの対応が親切で丁寧である
・衛生面やセキュリティ面で安心できる
・必要なアメニティや電化製品がそろっている
・Free Wi-Fiが利用できネット環境が安定している
・デスクや椅子があり勉強スペースを確保できる
・集中して勉強や学校からの宿題ができる
ホテル滞在のデメリット
・宿泊費が高い
・食事の準備(キッチンでの調理)ができない
・国によってはサービス、清掃のたびにチップが必要
ホテル予約おすすめサイト
B&B(ビー・アンド・ビー)
B&Bとは「Bed & Breakfast」の略称で、「一泊朝食付き」の宿泊スタイルを提供している民宿やペンションのような宿泊施設です。
宿泊者専用の施設もあれば、一般家庭の空き部屋を旅行者が滞在できるように改装したところなど形態は様々なようです。ホテルよりも親しみやすく家庭的な雰囲気で宿泊費も手頃なことから人気があります。
立地や時期などにもよりますが、1泊あたり5,000〜8,000円ほどが相場のようです。
B&B滞在のメリット
・朝食がついている
・ホテルほど気取らず滞在できる
・プライベートが確保できる
・施設にとってはデスクや椅子があり勉強スペースを確保できる
・集中して勉強や学校からの宿題ができる
B&B滞在のデメリット
・宿によって滞在ルールや提供されるアメニティ・電化製品の種類や数、クオリティになどに幅がある
・セキュリティ面でやや不安
・ネット環境が悪い場合がある
B&B予約おすすめサイト
ゲストハウス
ゲストハウスはホテルやB&Bのようなプライベート性の高い宿泊施設とは異なり、その多くが宿泊者同士の交流できるよう共用スペースを設けています。
宿泊者同士はもちろん施設のスタッフとも気軽に交流でき、その土地に根付いた温かみのある雰囲気が感じられます。
カフェやバーが併設さているところもあり、朝や夜はその宿で知り合った宿泊者同士が打ち解け楽しく会話する様子も見られます。
立地や時期などにもよりますが、素泊まり1泊あたり3,000〜4,000円ほどが相場のようです。
ゲストハウス滞在のメリット
・宿泊費が割安
・共用スペースがあり宿泊者同士が交流できる
・キッチンがあり自分で調理し食事できる
・ネット環境がある程度安定している
・自分から積極的に話しかければ英会話ができる環境である
ゲストハウス滞在のデメリット
・他の宿泊者への配慮が必要
・共用スペース、人の出入りの激しさからセキュリティ面や衛生面にやや不安がある
・交流を望まない場合は変にプレッシャーになる
・プライベートが少なく静かに勉強するのには不向き
ゲストハウス予約おすすめサイト
バックパッカーズ/ホステル
バックパッカーズやホステルは主に二段ベッドがずらりと並んでいる大部屋に寝泊まりする安価な宿泊施設を指して言いうようです。(明確な定義はありません)
大きなリュックサックを背負った個人旅行者が節約旅で利用する、といったイメージがありますが、部屋やシャワー、キッチンなど共用で使用することが前提なので様々な人と交流することができます。
1人部屋や2人部屋も用意されているバックパッカーズやホステルもありますが、その分宿泊費は大部屋に比べて割高になります。
立地や時期などにもよりますが、1泊あたり2,000〜4,000円ほどが相場のようです。特に規模が小さい施設や個人経営の施設などでは、旅慣れた宿泊者客が連泊を条件に1泊当たりの宿泊費を安くしてもらえないかと交渉している場面も見受けられます。
バックパッカーズ/ホステルのメリット
・宿泊費が安い
・世界各国の旅行者と交流することができる
・共用キッチン、洗濯機があり自分で調理、洗濯ができる
・ネット環境がある程度安定している
・自分から積極的に話しかければ英会話ができる環境である
バックパッカーズ/ホステルのデメリット
・ドミトリー(共同部屋)が多くプライベートが確保できない
・共用部分が多く衛生面、セキュリティ面で不安がある
・アメニティは自分で用意する必要がある
・ドミトリー(共同部屋)では安眠できない可能性がある
・他の滞在者が発する物音や明かりなどで静かに過ごしたり安眠できない可能性がある
・集中して勉強するのには不向きな環境
バックパッカー/ホステル予約おすすめサイト
カウチサーフィン(民泊)
日本でも格安の滞在方法として主流になっている民泊ですが、英語ではカウチサーフィンと言います。個人宅一棟もしくは一室を宿泊施設として旅行者向けに提供することを言います。
海外でも民泊文化は根付いており、よりローカルな滞在を楽しみたい人や宿泊費を節約したい人に活用されています。
ただ、宿泊先を提供するホストも一般人がほとんどのため、施設の管理や滞在に必要な設備、トラブル時の対応が不十分なこともあります。
ネットの情報だけで宿泊先の良し悪しや信頼できるホストかどうか判断することも難しいかもしれません。
きちんと自分の中での基準を持つ必要もあり、特に女性一人で男性ホスト宅に滞在するなどリスクが感じられる施設は候補から排除したほうがいいでしょう。
カウチサーフィンのメリット
・宿泊費が安い
・現地の人の生活を体験できる
・ユニークな場所に宿泊できる
・ホストと交流できる
カウチサーフィンのデメリット
・どの程度の人の出入りがあるか明確ではなく衛生面、セキュリティ面で不安がある
・地域ごとのルールを把握せず近隣住民とトラブルになる可能性がある
・施設や設備のメンテナンスがきちんとされているか不明である
・犯罪に巻き込まれる可能性がある(盗難にあう、ホストに違法薬物をすすめられる、性犯罪に巻き込まれるなど)
・勉強できる環境かどうか見極めにくい
カウチサーフィン(民泊)予約おすすめサイト
やっぱりホームステイしてみたい
ホームステイの一番のメリットは、現地の方と一緒に生活してその国でのライフスタイルを実体験できることです。通常ホームステイの手配は、学校の就学スケジュールとあわせて学校に手配をしてもらいます。
しかし、もっと自由にホームステイを楽しみたい!という方は、こちらのサイトでホストを見つけてみてはいかがでしょうか。
※日本語切り替えがないため、英語になります。
まとめ
いかがでしたか?
ここまで短期留学で海外に滞在する方法をご紹介してきましたが、ホームステイや学生寮での滞在以外にも様々な宿泊方法がありましたね。
金額や安心・安全面も重視しつつ、自分が留学中にどのような生活を送りたいかや、勉強を重視した場合の条件など希望を明確にして、その希望にそった方法を選んでいけるといいですね。
この記事を書いた人
中学生の時、ニュージーランドへの交換留学で初めての海外を経験。これをきっかけに海外の文化や英語に興味がわく。大学生でアメリカ短期留学を経験し、もっと英語が話せるようになりたい!と猛勉強。その後、社会人でカナダ・オーストラリアにワーキングホリデーし、憧れだった海外生活を実現♪
帰国後は英語講師の仕事を経験したのち、リュックサックスタッフとして留学希望者のサポートやブログで留学情報の発信をしている。