【帰国者の声】留学経験者が実際に「留学して良かった」と感じた留学の利点をエピソード付きでご紹介!
この記事では、実際に留学を経験した13人にアンケートにご協力いただきました!
皆さんが感じた留学の利点はどういったものなのか、エピソードをふまえてご紹介していきます。留学経験者の方々の実体験を通じて、今後留学を検討している方や留学に興味がある方に留学するメリットをお伝えできれば幸いです。
本当に語学力がつくの?異文化理解ってどういうこと?と疑問に思っていた方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アンケートにご協力いただいた留学経験者の方は、お名前のイニシャルと(留学した国)を記載しております。※一人で複数国留学は複数の体験談を掲載しております。
目次
経験者が実感した留学の利点まとめ
自立できた
自信や度胸がついた
趣味を満喫できた
世界中に友達ができた
異文化理解や日本を客観的に見る力がついた
色々な場所を観光できた
新しい目標ができた
ここからは、それぞれのメリットに対する経験の皆さんのエピソードを見ていきましょう!
「自立できた」と実感したエピソード
Y・Tさん 男性(カナダ)
正直言えば、カナダでの経験のほとんどが初めてでした。日本にいた頃は、実家で親と暮らし大学生になってもお小遣いをもらっていました。そんな状態だったのでカナダに渡航し、「初めての海外長期滞在」「初めての自炊」「初めての英語でのバイト」など、例をあげたらきりがありませんが全て新鮮でした。
親から援助はありましたが、なるべく頼らないように親から自立するために、全て自分で自分のことを管理できるように努力しました。渡航する前と渡航した後の自分は比べものにならないほどに成長したと思います。
カナダで経験した全ての事が今の自分をつくり、強くしてくれていると思います。「海外で働くということ」「海外で暮らすということ」それらを経験したので、これからの人生の可能性が大きく広がったと思います。
「自信や度胸がついた」と実感したエピソード
A・Nさん 女性(オーストラリア)
語学学校では他の国からの留学生と一緒に授業を受け、自分自身の自己主張の無さを痛感しました。
みんな自分の考えや思ったことをどんどん発言していて、英語の間違いなど全く気にしていませんでした。そんなクラスメイトの姿を見て、「遠慮はしなくて良い!」と実感しその後はどんどん自己主張するようにしました。
Y・Kさん 男性(オーストラリア)
語学学校で毎週のプレゼンやテストによって、知識だけでなく、人前で自分のアイデアを発表する度胸や、パブリックスピーキング能力が向上したと思います。
自分の考えを持って、恐れずに伝えるということの重要さを実感しました。
わかっていてもどうしても、黙ってしまいがちかもしれませんが、相手の意見と衝突することを恐れるのではなく、自分なりの意見を持っていないことを恐れるべきであるということを学びました。相手も人間なので、熱意を持って行動していれば誰かが必ず認めてくれます。
また、わからないことは辞書ではなく先生に聞くようにしていました。自分から積極的に先生に話しかけ、授業中も恥ずかしがらずに発言できるようになりました。
「語学力が向上した」と実感したエピソード
M・Mさん 女性(オーストラリア)
勉強していくうちに、英語がどんどん好きになっていきました。せっかくだから何か英語力を証明できる資格を取って帰国したいなと思いはじめ、先生の勧めでケンブリッジ英検FCE合格対策コースを受けました。
Writing, Reading, Listening, Speaking, Use of English といった全分野を満遍なく勉強しなくてはいけないのでとても大変だったし、大量のphrasal verbs(熟語や句動詞)を覚えることも苦労しました。
結果的にFCEに合格することができ、コース前には使えなかった表現が自然と言える様になっていたり、話すスピードも上がり、また自分の意見をハッキリ言うことに躊躇しなくなりました。
S・Hさん 女性(ニュージーランド)
学校に6か月間通い、基礎英語コースと幼児教育コースを受講しました。学校卒業後は現地の旅行会社でツアーガイドとして様々な観光地で外国人スタッフとお客様の間で通訳を行っていました。
また、幼児教育コース受講中、現地の保育園や小学校へ教育実習に行った際は子どもたちに絵本を読んであげたり、日本の文字が漢字/カタカナ/ひらがな に分かれているというのを英語でプレゼンしました。これらの体験は自分でも「英語力がしっかり上がっているな」と実感できるものでした。
I・Tさん 男性(オーストラリア)
学校に約4か月ほど行き基本的な英語をしっかり身に着けました。その後、現地の飲食店で仕事をゲットし約5か月働きました。
周りの人たちの英語がほとんどネイティブレベルで、はじめのころなかなかなじめなかったのですが、僕のつたない英語と笑顔を意識することによって距離を縮めることができ仕事をやり遂げることができました。
日本にいたときよりも確実に英語が話せるようになったし、色んな国の人達と英語で一緒に仕事ができて自信もつきました。
「趣味を満喫できた」と実感したエピソード
K・Tさん 男性(オーストラリア)
もともと日本でもサーフィンが趣味で、サーフィンをおもいっきり楽しめる場所に行こうと思いシドニーにあるマンリーというところを選びました。
週5で学校に行き、空いた時間は大好きなサーフィンをして過ごしていました。学校がマンリービーチのすぐそばだったので最高でした!
R・Sさん 女性(アメリカ)
私は映画を見ることが好きで、日本でもUSJによく遊びに行っているのですが、ロサンゼルス滞在中に本場のユニバーサルスタジオに行ったりやチャイニーズシアターに行けたことがとても印象深いです。
実際に映画で使用されたセットや衣装、装飾品が飾られていて感動しました。ハリウッドスターのサインや手形で埋め尽くされたスポットはとてもテンションが上がりました!
また、留学後日本に帰国する前に訪れたニューヨークでも好きな映画や海外ドラマのロケ地を巡り、主人公がドラマの中で食べていたスイーツを実際に食べることができて、とてもうれしかったです。
「世界中に友達ができた」と実感したエピソード
S・Kさん 女性(イギリス)
世界にお友達ができて一番の思い出は、一度離れてしまっても世界の各地で再会ができたことです。
自分がその場から帰国や引っ越しをしてしまうこともあれば、お友だちが移動してしまうので、出会いがあれば別れも多く経験します。
ですが、それぞれの国から日本に遊びに来てくれた時に再会できたり、自分が世界中にいるお友だちに会いに行ってそこで再会できたり、こんな経験は多くの人がしない経験になると思います。
実際にこれまで、ニュージーランド、グアム、台湾、フランス、韓国、ドイツ、イギリスのお友達が日本に旅行に来た時に再会することができました。逆に私も現地で遊んでくれる友達ができたため、一人旅ができるだけの自信がつきました。
「異文化理解や日本を客観的に見る力がついた」と実感したエピソード
T・Yさん 男性(オーストラリア)
シェアハウスで一緒に暮らしていたバングラディッシュ人のシェアメイトが、毎日3食カレーを作って食べていました。バングラディッシュの主食はカレーらしく、家中が色んなスパイスの臭いで充満していて、最終的に僕はカレーが嫌いになってしまいました(笑) 毎日カレーを食べ続けていることに本当に驚いたのと、日本人は贅沢でグルメなんだなと感じました。
そのシェアハウスは2か月で引っ越しましたが、帰国した今ではそのシェアメイトから教えてもらったスパイスやレシピを参考に、たまに自分で作って食べています!
Y・Tさん 男性(カナダ)
カナダのユーコン準州のホワイトホース市から北に車で5時間かかるペリー川の近くの雪山の山奥でファームステイをしました。
そこのファームステイ先は周りに店や家が一軒もなく人も住んでおらず、平均気温マイナス30度の大自然にあるファームで動物たちと暮らしていました。
毎日節水と節電を心掛けないと生きていけない状況は、日本ではあまりないのでとても貴重な経験でした。日本の今までの生活がありがたく思えました。
R・Sさん 女性(オーストラリア)
日本では当たり前だと感じることも、海外に行ったら当たり前ではないことを痛感しました。日本では道を歩いていてもゴミが散乱していたり、物乞いの人を見かけることもほとんどありません。現地では特に周りの人も気にする様子がなく、ここではこれが普通なんだなとちょっと衝撃を受けました。
滞在中は接客業のアルバイトも経験しました。日本で普通に行っていたように、お客様の様子や次の展開を予想して期待以上の対応するととても喜ばれました。
お店に慌てた様子で駆け込んできた方に「トイレはそこです!」と伝えると後で「何も言っていないのに、あなたはエスパーなの!?助かったわ!」と感激されたり、お客様がほしかった商品の在庫がなかったので、他でも買えるお店を紹介すると、「お店の利益にならないのに、ありがとう!あなたの親切な対応は素晴らしいわ!」と言ってくれました。
確かに、海外では自分が他のお店で受ける接客は適当に流されるか、必要最低限なことが多かったので、日本のおもてなし精神はすごいんだなと実感しました。
「色々な場所を観光できた」と実感したエピソード
S・Kさん 女性(イギリス)
とにかく旅行が大好きでイギリス留学中にヨーロッパ旅行を満喫しました。これまで行った国はイギリスの他にアイスランド、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、スペイン、ブルガリア、チェコ、スイス、アイルランド、デンマーク、イタリアになります。
一番印象に残っているのはスイスで、世界一標高が高い鉄道駅のあるユングフラウヨッホ駅に行ったことです。向かうまでの大自然も圧巻で一生のうちに行く価値のある場所だと思います。
驚いたのはこんな遠い場所に日本の郵便ポストがあったこと!日本の家族へ手紙を出しました。自然でいえばアイスランドも外せない場所です。グルメを楽しむならスペインのバルセロナやイタリアのローマ、そしてベルギーブリュッセル。
個人的にはブリュッセルで食べたポテト、ワッフル、チョコレート、ムール貝、ビールが一番印象に残っていて最高でした。人気観光地なら他にフランスのパリディズニーやドイツのノイシュバインシュタイン城、他の人があまり行ったことない場所に行ってみたいならブルガリアの黒海に面したサニービーチなどのリゾート地が安いし、治安も悪くなかったですし日本人に1人も会わないぐらいローカルなので行ってみると面白いかもしれません!
「新しい目標ができた」と実感したエピソード
A・Tさん 女性(オーストラリア)
留学中に彼氏ができて、現地で永住することを検討しています。元々日本で看護師をしていたので、これから現地の大学に入り、現地の看護師免許を取得して働きたいと思っています。
Y・Iさん 男性(カナダ)
僕はカナダに留学し、英語を学ぶ楽しさを知りました。初めはまったく英語が話せなかったので、周りの人が何を言っているかよくわからなかったり、言いたいことが言えないもどかしさでストレスを感じていました。でも勉強を続けていくと少しずつ知っている単語が増えていき、友達の言っていることも理解できるようになりました。
その後、この留学を経てTOEIC830点を取得することができました。現在は個別指導塾で中高生に英語を教えています。留学経験を通して、僕のように英語が苦手な人たちに英語の楽しさや面白さを伝えていきたいです。
まとめ
いかがでしたか?皆さん様々な経験をされていましたね!
留学するメリットは他にもたくさんありますが、実際に留学した方々から「行って良かった」という声をいただけると、とても参考になりますね。
留学後にもその経験が活かされていたり、留学先で知り合った友達との交流が続いているということがとても素晴らしいです。
これから留学される方も、ご紹介した先輩方のような素敵な体験ができるといいですね。また、今後留学を検討していく方も、ぜひ貴重な経験を持ち帰れるようにプランニングしていきましょう!