【知っトク】リュックサックは何語?英語が語源じゃない外来語をご紹介!

薄いベージュのリュックサックを背負う人物の後ろ姿
UnsplashSimona Sergiが撮影した写真

愛用している方も多いリュックサック。通学や通勤、そしてちょっとした旅行にも大活躍ですよね。でもリュックサックって実は何語かご存知ですか?

もちろん英語で「Rucksack」とも言えますが、発音は【ラックサック】になります。ただRucksack、実は英語圏の方にはあまり馴染のない言い方なんです。

英語でリュックサックを表したいとき、もっとも使う言い方は「Backpack」で、発音は【バックパック】です!
リュックサック1つで旅を楽しんでいる方のことを『バックパッカー』と言いますよね。

留学するなら「留学ショップ リュックサック」

関連記事

この記事の要点

●リュックサックの語源はドイツ語で、「Ruck」= 背中(Rücken) と「Sack」= 袋 という意味

●日本ではリュックサックのほかにも「アルバイト」や「シュークリーム」といったドイツ語が語源の言葉がよく使われている

リュックサックはドイツ語!

赤い海外ブランドのリュックサックを背負っている人物の後ろ姿
UnsplashJeremy Bishopが撮影した写真

リュックサックはドイツ語で「Ruck」= 背中(Rücken) と「Sack」= 袋 という意味になります。発音は【ルックザック】に近いですが、背中という単語を日本語で表すなら【リュッケン】となることから、日本語では『リュックサック』と呼ばれるようになったみたようです。

さらに日本人は言葉を小さくしたり、省略したりすることが多いので更に短くなって『リュック』という呼び方が浸透しています。

普段私たちが日常で使っている言葉でも、英語だと思っていたけど実は違う!というものは意外と多いんです。今日は英語だと思っていたら実は違う国の言葉だった!というちょっと知っトクな言葉をいくつかご紹介します。

アルバイト

学生時代に『アルバイト』の経験をした人も多いのではないでしょうか。

実はアルバイトもドイツ語。「Arbeit」= 仕事 という意味で、動詞は「arbeiten」になります。ただ日本で使うようにパートタイムで働くという意味で使うわけではありません。ドイツ語でパートタイムのお仕事を表すなら「Mini-job」英語では「Part-time job」になります。

グミ

日本でも大人気お菓子『グミ』。グミも実はドイツ語です!

ドイツ語表記は「Gummi」で発音もそのまま【グミ】になります。HARIBO(ハリボー)など大人気のグミ原産国なら納得ですね。ちなみに英語では「Gummy」で発音は【ガミ―】に近い発音になります。

シュークリーム

『シュークリーム』はフランス語と英語の外来語の組み合わせになります。フランス語でシュークリームは「chou à la crème」発音は【シュー・ア・ラ・クレーム】となります。このクレームの部分を英語の「cream」に変更してシュークリームと呼ばれるようになったようです。

フランス語でシューの意味は『キャベツ』!見た目が似ているという理由でその名がついたとか。フランスでは恋人のことを愛称で呼ぶことが多く、食べたいくらい可愛い人ということで、英語の「My」に当たる「Mon」をつけて【モン シューシュー】と呼ぶこともあるそうですよ♪可愛いですね!

英語でシュークリームを言いたいときは「Cream puff」 発音は【クリームパフ】なので間違えないように注意してください。

ジャンル何かを分類するときに使う『ジャンル』という言葉も実はフランス語なんです!発音的にもとてもフランス語っぽいですよね。

フランス語でも英語でもスペルは同じく「genre」となります。英語ではジャンルのほかに同じく分類などを意味する「category」【カテゴリー】もよく使われますが、例えばどんな食べ物が好きか、などと聞くときはどちらも使わず「kind of」を用いて「What kind of food do you like?」と聞くことが多いですよ!

パン

パンは英語で「Bread」発音は【ブレッド】ということを知っている方は多いと思います。では『パン』という呼び方はどこから来たのでしょうか。実はパンはポルトガル語が語源で、「pão」と言います。ちなみにはpãoも実はラテン語からきているそうで、「Panis(パニス)」が語源というのが一般的な説です。

カルタ

お正月になると親戚一同集まってカルタ大会!なんていう方も多いのではないでしょうか。カルタも実はポルトガルからの外来語!

「carta」といって意味は手紙やカードという意味があるそうです。でもカルタのようなカード遊びはポルトガルとの交流前からあったそうですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。リュックサックをはじめ、カタカナで表すことが多い言葉は外来語だな、と思いつつどこの国が語源だろうとは普段あまり考えないかもしれませんね。

実際見てみると、私たちは普段から本当に色々な国の外来語を使っています。逆にカタカナで書くので外来語かな?と思ったら、実は和製英語なんてこともあります!例えば『ダンボール』や『ホッカイロ』などがそうです。

言葉の由来を知るともっと会話が楽しくなると思いますので、気になる言葉があった際はぜひ調べてみてくださいね。

留学するなら「留学ショップ リュックサック」

あなたの今の状態は?

留学準備から帰国後まで、状態に合わせたおすすめ情報を総まとめ!
今のあなたにぴったりの記事をチェックしよう