【知っトク】リュックサック購入前に絶対読んで!飛行機持ち込み時の注意点
留学、旅のお供にとても便利なリュックサック。
一人旅用に大きなリュックサックを購入するもよし、勉強や仕事用にコンパクトに使えるリュックサックを購入するもよし。様々な用途に合わせてたくさんのリュックサックがありますよね。
今回はリュックサックを飛行機へ預け入れ、または持ち込みをする際に注意してほしいポイントをご紹介します。新しいリュックサック購入を検討されている方はぜひチェックしてくださいね!
関連記事
目次
預入荷物と機内持ち込みの違い
飛行機に乗る時、荷物は大きく『預け入れ』をするか『機内持ち込み』をするかに分けられます。預け入れとは飛行機に乗る前のチェックイン時にカウンターで荷物を預けることを言います。
スーツケースを預けるように、リュックサックも預入荷物として扱うことが可能です。ただし、預け入れした荷物は運搬の際にかなり乱暴に扱われることもしばしば。
しっかりとした作りのリュックサックだとしても、耐久性や耐衝撃性はスーツケースに比べてしまうと弱いので、中の物が壊れてしまったり、リュックサック自体が壊れてしまう可能性もあります。
また、税関で荷物を開けて調べられることもあります。リュックサックの場合、荷物を重ねて順番に物を入れるので全ての荷物を引っ張りだされてしまう可能性が高くなります。バックパッカーなどで大きなリュックサック購入をする場合は、預ける際の注意点を踏まえて購入してくださいね。
一方、機内持ち込みの場合はチェックイン時には預けず、出国審査や荷物検査にも自分と共に持って行きます。
そして飛行機に搭乗してから座席の上の棚や前の座席の下に収納します。
特に長時間にわたる飛行機移動の場合、飛行中にパソコン作業をしたり、着替えや歯磨きなどをする方もいるかと思いますので飛行中に必要なものは必ず機内持ち込みとして預けてください。
さらに機内持ち込には種類が2つあり、『手荷物』と『身の回り品』になります。手荷物は機内持ち込みでも自分が持っている荷物で大きいものに当たりますので、リュックサックはこの手荷物で持って行く人が多いでしょう。
ただし、もし小さいスーツケースなどを機内持ち込みしたい場合、手荷物として小さなスーツケースを持って行き、リュックサックを身の回り品として持ち込むことも可能です。
その場合は小さなバックやPC・カメラバックなどを別途持ち込むことができないので、収納力のあるリュックサックを購入されると良いでしょう。
また、それぞれ預け入れできないもの、機内持ち込みできないものもあります。代表例をご紹介しますので荷物の準備をするときは注意してください。
預け入れできないもの
ライター、マッチ、スプレー、リチウムイオン電池、スマートバゲージ、液体バッテリー、電子タバコ、高価品、貴重品(携帯電話、カメラ、パソコン及び周辺機器類含む)
機内持ち込みできないもの
全ての刃物類(ナイフ類、ハサミ、剃刀、おの、なた、のみ、彫刻刀等)、工具・アイススケート靴・バット・ゴルフクラブ(ウッド・アイアン・パター全て1本から)など凶器となると判断されるもの
参考サイト:ANA 機内持ち込み・お預かりできないもの(国際線)
リュックサックの大きさに注意!
預け入れ、機内持ち込みをする際にはそれぞれ大きさの規定も決まっています。購入する際には大きさも注意しないと空港に着いてから「預けられないと知った!」ということもありますので特に注意が必要です。
また、なるべく多くの荷物を持って行きたい場合リュックサック(スーツケース含む)自体が軽いことが重要ですので、なるべく軽量のものを選びましょう。
また、規定は利用する航空会社によって異なります。留学の際によく利用されることが多い航空会社から、日本の航空会社の規定をピックアップしてご紹介しますので参考にしてくださいね。
ANA(国際線)
■機内持ち込み
総重量:10キロ(22ポンド)以内 ※身の回り品を含めた総重量
サイズ:3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内かつ3辺それぞれの長さ55㎝×40㎝×25㎝(22×16×10インチ)以内
※キャスターやハンドルの長さも含む
個数:一名につき1個まで ※身の回り品(ハンドバック、カメラ、傘など)のほか、手荷物1個
■預け入れ ※プレミアムエコノミー、エコノミークラスのみ明記しております。
総重量:1個あたり23kg50ポンドまで
サイズ:3辺(縦・横・高さ)の和が158cm以内
※キャスターと持ち手も含む
個数:2個まで
参照:無料でお預かりする手荷物の重さ・サイズ・個数(国際線)
JAL(国際線)
■機内持ち込み
総重量:10キロ(22ポンド)以内 ※身の回り品を含めた合計重量
サイズ:3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内かつ3辺それぞれの長さ55㎝×40㎝×25㎝(22×16×10インチ)以内
個数:一名につき1個まで ※身の回り品(ショッピングバッグ、ハンドバッグ)のほか、手荷物1個
参照:機内持ち込みお手荷物
■預け入れ ※一般・プレミアムエコノミー、エコノミークラスのみ明記しております。
総重量:1個あたり23kg50ポンドまで
サイズ:3辺(縦・横・高さ)の和が203cm以内 ※キャスターと持ち手も含む
個数:2個まで
参照:お預けのお手荷物
※日本の航空会社を利用する場合、国際線航空券を利用して国内線にも登場される際には国際線扱いの荷物規定でも、国内線の機体によっては収納スペースが異なる場合があります。規定通りでも機内に持ち込めない場合があるので注意してください。
※コードシェア便を利用する場合、原則航空券を購入した航空会社の基準が適用になりますが、異なるケースも生じますので必ずご利用の航空会社に確認ください。
LCC航空会社の荷物規定に要注意!
LCCの航空会社を利用するメリットは何と言っても安さ!ですよね。
ただし、LCCの場合荷物については別料金がかかることが多いので注意してください!荷物の料金が含まれていないことに気が付かず、当日チェックイン時に判明すると元からオンラインで申し込むよりも高い料金を請求されてしまうこともあります。
必ずチケット購入時に預け入れ、手荷物共に金額に含まれているのか、含まれていないのであれば別料金でいくらになるのか、事前に確認しておくようにしてください。
まとめ
いかがでしょうか。リュックサックを飛行機に持ち込む際のポイントは整理できましたか?
どこに持って行くのか、どんなものを持ち運びたいのかなどに合わせて選んでみてくださいね。皆さんが素敵な留学、旅のお供に最適なリュックサックに出会えますように!
この記事を書いた人
中学生の時、ニュージーランドへの交換留学で初めての海外を経験。これをきっかけに海外の文化や英語に興味がわく。大学生でアメリカ短期留学を経験し、もっと英語が話せるようになりたい!と猛勉強。その後、社会人でカナダ・オーストラリアにワーキングホリデーし、憧れだった海外生活を実現♪
帰国後は英語講師の仕事を経験したのち、リュックサックスタッフとして留学希望者のサポートやブログで留学情報の発信をしている。