鵜呑みにしないで!「短期留学は意味ない」と言う人が、実は裏で思っている事。
短期留学に行こうか検討中、その事を自分の友達や家族に相談すると「短期留学に行っても意味がない」と言われたことはありませんか?
また、留学の情報収集していても「短期留学しても意味がない」という意見を目にしたことがある、という方もいるかもしれませんね。
では、どのような理由で人は「短期留学は意味がない」と言うのでしょうか?
この記事では、そのような意見で短期留学に行くことを躊躇しているあなたに向けて、短期留学は意味がないと言う人が抱えている複雑な思いや事情を解説していきます!
それらを理解することで、自分の留学計画をより深く考えるたり、留学話にまつわる友達や家族とのコミュニケーションを円滑にするキッカケにしてもらえたらうれしいです。
関連記事
目次
なぜ「短期留学は意味ない」と言うのか?
あなたを心配しているから
あたなの友達や家族は、あなたの幸せと安全を最優先に考えています。あなたが新しい環境で生活し、異なる言語や習慣、文化に適応しなければならないことに不安やリスクを感じています。
そのため、あなたが短期留学に行っても大丈夫なのか疑念を抱いている可能性があります。
留学を勧めていいのか判断できないから
もしあなたの友達や家族が、海外に行ったことがなかったり留学した経験がない場合、短期留学があなたにとってどれだけの価値があるのか判断できないでいます。
相手が言う「意味がない」という言葉は、あなた自身に「短期留学」がどのようなメリットを与えてくれるのか再確認するよう促してくれているのかもしれません。
劣等感から素直に応援できないから
相手が留学未経験であることにコンプレックスを抱えている場合、これから短期留学に行こうとしているあなたに劣等感を感じてしまっている可能性があります。
あなたが留学先で語学スキルを磨いたり、グローバルな経験をすることで、その”差”がますます広がってしまうことを不安を感じているのです。
自分にはチャレンジできないから
相手自身も留学に興味があったり行きたい気持ちがあるのに、渡航に対する恐れや不安、または留学を実現できない様々な事情へのイラ立ちを「短期留学は意味ない」という言葉で表現してしまっているのかもしれません。
自分には手の届かない夢を実現しようとしているあなたに対して、うらやましく思う気持ちや嫉妬心から、素直に応援できないのかもしれません。
留学に失敗した経験があるから
相手が実は留学経験者で、その留学が想像と違っていたり、期待していたような成果が得られなかったりすると「留学しても意味がない」という結論になってしまいがちです。
「失敗した」というネガティブな結果や後悔にとらわれて、なぜ自分の留学はうまくいかなかったのか、原因を探り対策を講じて次の留学つなげることができないでいる可能性も考えられます。
本当に短期留学は意味あるの?
短期留学が実際に意味のあるものかどうか、まだ判断がつかない場合、短期留学するとどんなメリットが得られるのか、またデメリットは何なのかを把握していきましょう。
短期留学のメリット
気軽に身軽にチャレンジできる
短期留学は、1週間から3か月ほどの留学になるため、留学できる時期や期間が限られている学生や、働いている社会人でも休暇を利用して行くことができます。
休学したり、仕事を辞める必要もなく、せっかくの休暇を有意義に過ごせるという事も利点と言えます。
また、短期留学は滞在期間が短い分、持って行く荷物が少なくて済みますし、精神的な不安や心配なども軽減した「お試し感覚」で挑戦することできます。
留学費用を抑えられる
短期留学は長期留学と比べるとかなり時間的・経済的な負担が少ないと言えます。
留学費用の大部分を占める学費や現地での住居費、生活費についても、留学期間が短い分少ない費用で留学を実現する事が可能です。
半年や1年、それ以上の期間留学するのは金銭的に難しい状況でも、留学する夢をあきらめずに済みます。
英語を勉強する意味や目的を見いだせる
日本での英語学習は主に受験対策を重視しているため、なかなか英語の必要性や勉強する意義、楽しさに気づくことができない人も多いです。
しかし、実際に英語を使って生活したりコミュニケーションをとる環境に身を置くことで、英語の必要性や通じた時のうれしさなどを実感することができます。
また、海外の友達との関係性や異文化への理解を深めたいと感じる経験を積むことで、心から「もっと英語ができるようになりたい」という気持ちが湧きあがります。
視野が広がる
短期留学先では、目に映る景色はもちろん言葉や文化、生活スタイルや人々の考え方、マナーや常識といったものすべてが日本とは異なります。
留学経験者から話を聞くと、今までとは違った物の見方や感じ方、考え方を手に入れた人はとても多く、日本で抱えていた悩み事やコンプレックスを解消できたり、自分自身や日本という国を客観的に見る視点が養われています。
短期留学のデメリット
英語力の伸びに限界がある
短期留学では、長期留学よりも滞在期間が短い分、語学学校などで勉強する期間や英語環境での生活を通して学んだことを実践する期間が短いため、英語力の伸びには限りがあります。
一般的に英語初級者(英検5級程度)が中級(英検3級程度)になるには、約10週~12週間の就学期間がかかると言われています。
短期留学で最大限の成果を得るためには、日本にいる間に単語や文法など生活に必要な英語から学習しておく必要があります。
留学時期によってはコスパが悪い
旅行シーズンや大型連休、年末年始などは航空券の値段が高かったり、ホテルなど滞在費用がかさむ傾向にあります。
また、留学生が増える夏に時期はサマーチャージと言ってシーズン料金が発生する学校もあります。
そういったオンシーズンには必然的に日本人留学生の割合も多くなり、語学学校や街中で日本人と出会う機会が増加します。
仲良くなりすぎてしまい日本語でやり取りする生活になってしまうと、英語を使う機会が減ってしまうため、英語が伸び悩んでしまいます。
充実した短期留学にするためのポイント
短期留学には、短期ならではのメリットとデメリットがあります。しかし、短期留学でもしっかり事前準備や心構を整理しておくことで、「意味のある留学」にすることができます。
短期留学の目的を明確にする
短期留学をしようか検討し始めたら、まずは短期留学の目的をはっきりさせましょう。海外でどんなことがしたいのか思いつく限り書き出すことで、それが達成できる留学先(国や都市)や留学期間、事前準備などが明確になります。
あとは予算やその他の希望条件とすり合わせることで、あなたに最適の留学プランができあがります。
留学の目的がはっきりしていることで、留学中もそれに向かって迷わず頑張ることができるでしょう。
留学に備えて英語の事前学習をする
短期留学では滞在期間が限られる分、積極的に英語を使う事を重視してください。せっかく英語を話す環境があっても、そもそも単語が分からない、簡単な英文も思いつかない状態ではもったいないです!
まずは、自己紹介や自分の気持ちや思いを伝えるための表現、他の留学生と仲良くなるために知っておくべき単語や文法など、留学生活に必要な英語を整理して勉強しておきましょう。
留学前の英語の勉強法については以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【保存版】留学前の英語の勉強!留学生活をスムーズに始めるための勉強法と心構え
しっかりと情報収集する
短期留学の具体的な準備に入る前に、情報収集を行いましょう。留学の基本情報や興味のある国などを調べたり、留学会社の無料セミナーに参加したり様々な方法があります。
しかし、ネットでは情報に間違いがあったり、古い情報が更新されていなかったり、個人の主観的な意見で書かれているブログなども多いため、注意が必要です。
また、短期留学をするには語学学校や滞在先の手配、航空券の購入、電子渡航書の申請など様々な手続きを行うため、初めて短期留学する方は留学会社をいくつか比較して、信頼できるところに相談するのが安心です。
留学ショップ リュックサックでは、LINEで簡単に留学の無料相談が可能です。留学経験豊富なプロカウンセラーがあなたの疑問や不安に丁寧にお答えします。
まとめ
この記事では「短期留学は意味がないとい」と言う人が裏で思っている事をメインに、短期留学は本当に意味があるのか、そのメリット・デメリットなどを解説しました!
要点を以下ににまとめます。
「短期留学は意味がないとい」と言う人が裏で思っている事
- あなたを心配しているから
- 留学を勧めていいのか判断できないから
- 劣等感から素直に応援できないから
- 自分にはチャレンジできないから
- 留学に失敗した経験があるから
「意味のある留学」にするためのポイント
- 短期留学の目的を明確にする
- 留学に備えて英語の事前学習をする
- しっかりと情報収集する
もし、あなたが短期留学に行くことを決断しかねていたり、身近な人から「短期留学に行っても意味がない」と言われてモヤモヤしたいたら、ここで解説した内容が解決の糸口になれば幸いです!
この記事を書いた人
学生時代にニュージーランドに短期留学したのをきっかけに英語や海外が好きになる。
社会人経験を経てカナダ、オーストラリアへワーホリし、帰国後は英語講師として働く。
留学経験や英語指導経験を生かして留学ショップ リュックサックのスタッフに。ブログや無料s名ナーを中心に留学情報を発信中!