デメリットが多い?ニューヨークで短期留学するなら知っておきたい心構え

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ニューヨークと言えばアメリカの経済中心地であり、世界に新しい文化やトレンドを送り出す最先端の街です。映画やドラマの舞台になることもしばしばで、一度は行ってみたいと憧れる方も多いのではないでしょうか。

しかし、ニューヨークは留学するにはデメリットが多いと指摘できる街でもあります。特に留学期間の短い短期留学の場合、せっかく来たのだからと遊びや観光ばかりに集中してしまい、目的であった語学力の向上やスキルアップがおろそかになってしまった!ということになる危険性が潜んできます。

そこで今回は、憧れの街ニューヨークでしっかりと目的や目標が達成できる短期留学にするために、どんなデメリットがあるのか把握し、それらに対応できるよう対策や心構えを整理していきたいと思います!

自分の心構え次第で短期留学でもしっかりと結果が出せるようになりますよ。

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ニューヨーク短期留学のデメリットとは?

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ニューヨークは語学の勉強に加えてアートやダンス、演劇、音楽、ファッションなどの専門的な知識やスキルを学ぶための語学学校や専門学校が多く、コースも充実しているため世界中からの留学生が集まっています。自分の目的に合った学び方が見つけやすいのが特徴です。

それでは、ニューヨークでの短期留学にはどんなデメリットが考えられるでしょうか?街の特徴も踏まえて整理していきます。

留学費用が高い

ニューヨークはアメリカの主要都市の中でも物価が高く、語学学校の授業料や滞在費も割高になっています。加えて昨今の円安事情からも他の国や都市に留学するよりも費用がかかることになります。

留学費用の内訳(1カ月)

  • 航空券(往復)15~25万
  • 学費 7~10万
  • 滞在費 12~15万
  • 食費 3~5万
  • 交通費 1万
  • 通信費 0.5万
  • お小遣い 2~3万

合計 40.5~59.5万円

日本人留学生が多い

語学学校では世界中からの留学生と出会える一方で、同じクラスに日本人留学生がいることもあります。特に英語力が初級の場合、クラスに数名は日本人留学生がいるでしょう。

初級クラス(英検3級程度のレベル)に割り当てられた場合、次のレベルに上がるには平均で約10-12週間かかるため、数週間程度の短期留学では基本的に同じクラスで就学することになります。日本人同士で固まってしまうとどうしても日本語で話しがちになり、その分英語を使う機会が減ってしまうことになります。

誘惑が多い

ニューヨークは世界的にもエンターテイメントが盛んな街として知られています。そのため観光や遊びにも困ることもないでしょう。刺激的な留学生活が送れる一方で、当初の目的であった勉強や学びがおろそかになってしまうことも…。

結果的に留学生活が終わって帰国した時に「楽しかった!」という思い出はできたものの、留学前に期待していたほど語学力やスキルが身につかなかったということになりかねません!

治安が良いとは言えない

ニューヨークの治安は残念ながら良いとは言えない状況です。The Economist Intelligence Unit が発表する「世界の安全な都市ランキング」では東京が5位なのに対してニューヨークは11位でした

治安の悪いとされるエリアもあるので、安全を確保するためには日本で意識する以上に注意が必要になります。

出典:The Economist Intelligence Unit 「Safe Cities Index 2021」

ニューヨーク短期留学のデメリットを克服するには

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ここまで主なデメリットをピックアップしてきましたが、どうすればニューヨークでの短期留学をすばらしいものにできるでしょうか。それぞれに対処するための対策や心構えを解説していきます!

留学費用を抑えるテクニック

ニューヨークでの留学は確かに費用がかさむことになります。しかし、就学できるビザ選びや留学期間を工夫することで費用を抑えることが可能です。

いきなり半年以上や数年単位で留学するのは費用面だけでなく気持ちの面でも不安が大きいかもしれません。本当に一人でニューヨークで留学生活が本当に自分に合っているのか心配ですよね。

実はアメリカは学生ビザを取得しなくてもESTAという電子渡航証があれば1週間で15時間まで就学することができます。短期留学では勉強と観光を両立したい方も多いはず。ESTAの場合、一日あたり3時間程度なので、午前中は学校で勉強し午後は自由に過ごすというスケジュールが可能となります。

ESTAの登録は数千円程度なので、学生ビザの申請料と比較しても安価です。また、授業時間が学生ビザで就学するよりも短くなるので授業料もその分抑えられます。

>>ESTAについて詳しくはこちら

日本人留学生との上手な付き合い方

これはニューヨークでの短期留学だけでなく英語圏の国に留学する場合、現地の語学学校には必ず自分以外の日本人留学生がいるでしょう。

語学力向上のために「日本人が少ない学校に行きたい」「日本人の友達は作りたくない」と現地で日本人と関わることを避けようとする方もいるかもしれませんが、それだと逆に損してしまうかもしれません!

特に自分よりも先に留学生活をスタートさせている日本人学生は、これから留学生活をスタートする方にとってはとても頼りになる存在です。留学生活の不安や勉強についてなど、自分一人で調べただけでは分からない事やは解決できない事は”先輩”に聞いてみたり、相談してみるのはどうでしょう。

もちろん頼りすぎてしまうのは問題です!自分の中でしっかりと「付き合い方」のルールを決めて、お互いに上手く日本語に埋もれない留学生活にするという心構えが大切になります。

誘惑を活かした学び方

ニューヨークはエンターテインメントが豊富で観光やショッピング、グルメなど娯楽がたくさんあります。そこでおすすめなのは学校で知り合った日本人以外の友達と一緒に楽しむことです。

そうすると会話は英語ですることになりますし、友達同士なので間違いや失敗を怖がる必要もありません。どんどん英語を話して英語でのコミュニケーションに慣れていきましょう。

また、積極的に現地の人と関わる工夫をしてみてください。例えば、友達とショッピングに出かけたら、お店の店員さんに試着をお願いしたり、色違いやサイズ違いがあるかなど聞いてみるのもいいでしょう。

カフェやレストランではおすすめの料理を聞いたり、メニューに載っている料理がどんなものなのか、量はどのくらいなのかなど話かけてみてください。接客業の方は明るくコミュニケーションが上手なので、きっと快く対応してくれますよ。

わかりきっていることでも英会話の練習と考え、たくさん話しかけてみてくださいね。短期留学でもこの心がけ次第で英語の習得に大きな差がでます。

身を守るためにできること

まずは「日本とは違う」ということを常に意識することが大切です。例えば、座席を確保するために自分の荷物を置いてその場を離れたり、上着やズボンのポケットに財布やスマホなどの貴重品を入れたり、ブランドバッグや目立つ時計やアクセサリーを身につけたり…このような行為は日本ではそこまで危険を感じることはないかもしれません。

しかし、海外ではこういったことは控えるように心がけましょう。特に日本人は「お金持ち」という印象を持たれています。犯罪の被害者にならないためにも、外見や荷物の管理には”工夫”が必要です。

できる限り単独行動を避ける、暗くなってからの外出はしない、路地裏や人気のない場所には近づかないなど行動にも気を遣いましょう。

また、ニューヨークは犯罪発生率が分かる「NYC Crime Map」があります。こちらはニューヨーク市が運営しているサイトで、市全体の犯罪発生率を視覚的に確認できます。エリアごと・犯罪の種類・期間を指定して発生率を見ることもできますのでぜひ活用してみてください。

まとめ

UnsplashFerdinand Stöhrが撮影した写真

いかがでしたか?

一見するとデメリットに思えることも、視点をを変えるとメリットにもなり、対策や心構え次第で上手く対処できそうですね。

ニューヨークでの短期留学はデメリットが多いか!と心配してしまった方もこちらを参考に素敵な短期留学を実現させてくださいね!

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