【国情報】オーストラリア-広大な大地に広がる美しい自然、留学生に大人気な国-
海外旅行やハネムーン、留学やワーキングホリデーなど様々な目的において人気の高いオーストラリア。この記事では、オーストラリアの基本情報や渡航前に知っておきたい知識をご紹介します。
目次
オーストラリアの基本情報
オーストラリアは南半球に位置し、美しい自然に恵まれ、世界で6番目の面積、約7,692,024㎢(日本の約22倍)を持つ大陸国家です。
古くから多様な移民を受けいれ、様々な文化が融合した独自の文化を作り上げている国です。
また、日本に劣らず大変治安の良い国と知られ、衛生面及び医療面においてもオーストラリアは世界最高位順の国でもあります。
オーストラリアの起源は1770年にスコットランド人のジェームスクックらがシドニー近郊に上陸し、入植したことが始まりとされています。
首都をキャンベラに置き6つの洲と1つの準州によって成り立っている連邦国家で、正式名称の英語表記はCommonwealth of Australiaとなっています。
長い間イギリスの植民地化にありましたが、1901年に自治が認められ事実上、連邦国家として独立しました。
オーストラリアの気候
オーストラリアの四季は日本と比べると真逆になります。
日本では冬のクリスマスも、オーストラリアでは夏の行事となり、一風変わったクリスマスを過ごすことができます。
日本は北に行けば行くほど気温は下がりますが、オーストラリアの場合、北に位置するケアンズなどは一年中温暖な気候で、冬でも暖かく、快適に過ごすことができます。
また北部は熱帯気候、亜熱帯気候といわれ、5~11月は乾季、12~4月は雨季となっています。
逆に南に位置するシドニーやメルボルンに関しては温帯性気候といわれ、夏は暑く、冬は寒い地域となっており、冬場気温が10℃を下回ることもしばしば。特にメルボルンは日中と朝晩の気温が激しいことから1日に四季があると言われています。
オーストラリアの物価
The Economist Intelligence Unit’s (EIU) の世界物価調査ではオーストラリアは世界で最も物価が高い国の常連国となっています。
ミネラルウォーター500㎖が$3.2(円)、ラーメン一杯が$15(円)、ビックマックセットが$13(円)など、特に外食をすると、物価の高さを感じる事でしょう。
ただ物価が高いことはデメリットばかりではありません。
現地でお仕事をされる方にとっては高賃金で働くことが可能です。
実際にパートタイム従業員の最低時給は19.84オーストラリアドルとなっており、日本円にすると約1700円となります。
物価は高いと言えど、スーパーでまとめ買いをすると、日本よりも安価で購入できるものもあるので、自炊し、節約を心がけていただければかなり余裕のある生活を送ることができ、余ったお金を貯金して、次のワーキングホリデ―の渡航費用に充てることもできるでしょう。
オーストラリアの食事
国内生産品、輸入品ともに、オーストラリアでは豊富な種類の食材が売られている。スーパーマーケットや市場には、エンダイブやフェンネル、セロリアック、アーティチョークといった日本人にはなじみの薄い野菜から、シイタケやえのきだけ、白菜のような日本やアジアの食材もそろいます。
様々な文化背景や宗教の人が共に暮らすオーストラリアでは、街の中に多種多様なレストランが並ぶ風景もまた日常です。遠くまで足を延ばさなくても、イタリア、中国、タイ、マレーシア、韓国、日本など、本格的な各国料理を気軽に食べることができる。
個人の自由を尊重するお国柄であることからも、食の選択肢は非常に多く選択されている印象です。
絶対に食べたい!オーストラリアグルメ3選
1.ミートパイ
イギリスの植民地時代だったこともありイギリスのフィッシュアンドチップスをはじめ、食事においてもイギリスの影響を強く受けています。
このミートパイも開拓者たちがイギリスより持ち込んだとされており、今ではオーストラリアのソウルフードとして愛されています。
一般的には牛ひき肉とグレイビーソースをパイ生地で包んだものをいいますが、種類は豊富で、牛肉の代わりにラム肉や鶏肉を使用されていたり、マッシュルームや玉ねぎが入ったものや、トマトソースで味付けされたものなどいろいろな味を楽しんでいただくこともできます。
2.フィッシュアンドチップス
こちらもオーストラリアでは欠かせない国民食となっています。
イギリス発祥の料理でタラなどの白身魚のフライとフライドポテトが一緒に盛り付けられたものをいいます。
専門店も多く、魚の種類や調理方法を選んでお好みのフィッシュアンドチップがオーダーできます。
3.チキンシュニッツェル
シュニッツェルはドイツ発祥の料理で、薄い豚肉や鶏肉を叩いてさらに薄くし、衣をつけて揚げたものをいいます。
チーズを挟んであげているものや、上からトマトソースがかかっているものなど、お好みでソースを付けて食べる。お店によってもバリエーションも様々でパブの定番メニューとなっています。
番外編 オーストラリアのカフェ文化
カフェ文化が盛んと言われるオーストラリア。どの街に行っても、いたるところにカフェがあり、おいしいコーヒーやドリンク、スイーツを楽しむことができます。
オーストラリアのカフェ経営の特徴は、何と言っても家族や個人で経営する独立型カフェが圧倒的に多く、全店舗の約9割を占めていることでしょう。オーストラリアのコーヒーは、イタリアンスタイルの「Espresso(エスプレッソ)」をベースに、ミルクなどを組み合わせて提供されます。
世代や住んでいる場所によってもコーヒーの味の好みが分かれるようで、カフェラテは一般的に女性、フラットホワイトは年配者、エスプレッソはシドニー中心部の男性、カプチーノはシドニー郊外の人に好まれているようです。
「オーストラリアの朝はコーヒーから始まる」とも言われるだけあり、多くのカフェが朝6時ごろからオープンしています。
オーストラリアの観光
美しいビーチの数々に太古の熱帯雨林、赤い大地の広がる荒野などの大自然が広がっている一方で、沿岸部に点在する近代的な都市の数々。
訪れた際はオーストラリアの多彩な魅力を存分に味わいたいですね。
絶対に行きたい!オーストラリアの観光スポット3選
1.オペラハウス
世界文化遺産に登録されているオペラハウス、20世紀建築の最高傑作と称され、世界遺産の中では最も建造年数の新しい近代建築として有名です。
白い貝殻や帆を思わせるような斬新でユニークな形状が特徴で、観光スポットとしても人気なシドニーのシンボルマークです。
内部はオペラ劇場のほかにシアターやコンサートホールがあり、一番大きなコンサートホールは2,500人以上も収容可能。
毎年開催されるVivid Sydneyというイベントではオペラハウスの真っ白な帆の部分がライトアップされたり、映像をプロジェクションマッピングで映し出したり、日中とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しんでいただけることでしょう。
2.ウルル/エアーズロック
世界遺産に登録されている世界最大級の一枚岩、エアーズロックの名前の方が馴染みはあるが正式名称はウルルです。
世界自然遺産にまず登録され、先住民族のアボリジニの伝統的な文化、芸術が評価され、のちに世界文化遺産としても認められた極めてまれな背景を持つ世界遺産です。
オーストラリアのほぼ中心に位置していることから「地球のへそ」と呼ばれ、世界的にも有名な観光スポットです。
3.グレートバリアリーフ
世界自然遺産に登録されているオーストラリアの北東、クイーンズランド州の東岸に全長約2,000kmに渡って連なる世界最大のサンゴ礁群グレートバリアリーフ。
1500以上の魚やクジラ、イルカ、ウミガメ、ジュゴンなど30種類の海洋哺乳類が住んでいます。
ダイビングやシュノーケリングされる方なら一度は行ってみたいスポットとして有名です。
オーストラリアの治安
オーストラリアは他の国と比べても安全で治安の良い国として知られています。
海外渡航の経験のない方や長期滞在経験のない方も安心して渡航でき、留学生にも大人気となっております。
ただ日本に比べスリや、置き引きなどの軽犯罪は多いのが実情でございますので、危険なエリアには立ち入らない、夜に一人で出歩かないなど、危機意識をしっかり持って行動すれば日本と同じように過ごしていただくことが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本では味わえない広大で美しい自然や、魅力的な街並み、文化の違い、価値観の違う人々との出会いに今からワクワクしてきませんか。
オーストラリアは留学初心者の方も安心して渡航できる国です。そして英語力のある方、留学経験のある方には様々なチャンスを与えてくれる街です。
海外留学はあなた次第で今後の将来をより良いものにする可能性を秘めています。ぜひその第一歩をオーストラリアで踏み出しませんか。
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