世界中を旅したい!世界一周するには英語力はどれくらい必要?
海外に興味がある方や旅行が好きな方の中には、世界中を旅してみたい!という大きな夢を持つ方も多いのではないでしょうか?
世界中を旅する楽しみの一つとして、現地の人々との交流があります。英語圏以外の国でも英語が話されていたり、特に観光地や大きな街では英語が通じる環境があります。
英語を話すことができれば、世界中を旅する中で様々な国の人たちと会話することができたり、より深い知識や経験を得ることができ、素敵な思い出をたくさん作ることができそうです。
具体的にはどのくらいの英語力があるといいのでしょうか?
この記事では、世界中を旅するのに必要な英語力や旅行中に英語を話す場面、その他旅行の準備などを解説していきます!
目次
世界中を旅するために英語力はどのくらい必要?
仮に英語を話すことができなかったとしても、身振り手振りをはじめ指差しや単語、あるいは翻訳アプリなどを使えば何とかコミュニケーションをとることができます。
また、ハワイのワイキキ、韓国の南大門市場など日本人観光客が多いスポットでは日本語が通じることもしばしばです。
そのため、世界一周旅行でも基本的に観光地を巡る場合なら、英検5~4級程度の英語力があれば意思疎通はできるでしょう。
しかし、観光地ではないローカルなエリアやあまり日本人が行かない国や場所では、英検3級以上の英語力があったほうが安心です。プラスしてその場所の言語も調べておくと、現地の人と話すキッカケができたり、何かあったときにも対処しやすくなります。
英語力があると安心な旅の場面
世界一周旅行では、英語力があることで安心な場面が多く存在します。
入国審査
各国に入国する都度入国審査を受けることになります。
入国審査はほとんどが英語で行われるのが一般的で、入国する目的、宿泊地、滞在期間などを明確に入国管理官に伝えなければいけません。万が一怪しいと思われてしまったら、入国拒否されてしまう可能性もありますので、入国審査の対策として英語力を培っておくことをおすすめします。
入国審査でよく聞かれる質問とその答えはパターンがありますので、ぜひこちらを参考にしてください。
ホテルにチェックインする時
旅行中のホテルなどの宿泊先では、チェックインの際に必ず会話が発生します。
ホテルによっては日本語を話すことができるスタッフが常駐している場合もありますが、そうではない場合、英語で名前や予約の有無などを伝えられるとスムーズですし、注意事項などの説明も理解することができるでしょう。
トラブル発生時
特に治安が良くない地域ではスリや置き引きにあってしまうということも少なくありません。また、急な体調不良で病院に訪れることもあるでしょう。
こういった万が一のトラブル発生時には、英語が使えると現地の警察官や医療関係者に内容がよりスムーズに伝わりやすく安心です。
観光地を訪れた時
世界中を旅する醍醐味といえば、各国の観光地を巡ることだと言えます。
英語力がなくても、観光地の雰囲気や景色などを存分に楽しむことはできますが、英語力があると英語での説明がわかるため、上部だけでなくより深く歴史などを理解することができ、充実した気持ちになれるはずです。
英語力を高めた上で世界中を旅するメリット
ここでは、英語力を高めてから世界一周旅行に出かけるメリットを3つご紹介します。
緊急時にも情報が手に入る
世界中を旅する途中で事故や事件、災害など思わぬ緊急事態に見舞われることがあるかもしれません。ちょっとしたことで公共交通機関が止まってしまうこともあり得ます。
英語力があると緊急時にも情報収集することができ、より安全に世界一周旅行を進めることができるのです。
旅行先の選択肢が広がる
英語力があるだけで、旅行中に訪れることができる地域の選択肢が増えます。
知名度のある人気な観光地や首都圏などは、英語を話せない外国人への対応に慣れている一方で、地方都市では外国人への対応に不慣れなためです。
外国人の友達が増える
世界一周旅行の最中には、様々な出会いがあります。
現地の人だけでなく、同じく旅をしている仲間とより深いコミュニケーションを取るためには、英語力があるに越したことはないでしょう。
世界中を旅する前に準備するべきこと
世界一周旅行に行く前には、最低でも次の7点の準備を済ませておくと安心です。
英語力を日常会話レベルまで伸ばす
挨拶、飛行機の中、入国審査、ホテルでのチェックイン、道の聞き方などなど、想定されるシーンを中心に日常会話レベルの英語力を身につけておきましょう。
何か起きた時に役立つことはもちろん、旅がより充実したものとなる上、旅の最中に少しずつ英語力を伸ばすための土台となります。
海外旅行保険に加入する
世界一周旅行に行く前には、必ず海外旅行保険への加入をしてください。海外では日本との食生活の違いをはじめ、衛生環境が良くないなどといった理由から、思わぬ体調不良に見舞われる可能性が高いためです。
また、強盗犯に金品を盗まれてしまうなどといったことも起きかねません。海外旅行保険にしっかりと加入しておけば、高い医療費を支払う必要がなく、盗まれた金品も補填されるなど保証を受けることができますよ。
クレジットカードを作成する
世界中を旅するとなると大金が必要となりますが、現金を持ち歩くことは非常に危険です。
基本的にクレジットカードでの支払いを行うことができるよう、クレジットカードを持っていない場合には海外でも使えるものを作成しておきましょう。おススメはVISAカードやMasterカード、アメリカン・エキスプレスなどです。
予防接種を受ける
訪問予定の地域で懸念される感染症の予防接種を事前に受けておくことは非常に重要です。
日本は世界でも類を見ないほど衛生環境が良いのでイメージが湧きづらいかもしれませんが、海外では日本では考えられないような感染症にかかる可能性もあるのです。
ビザなどの申請
国によってはビザの申請から受け取りまで時間がかかることがあります。
そのため、訪問予定の国を事前に調べて、必要となるビザは事前に申請し取得しておくと安心です。
歯医者に行く
世界中を旅する前に歯医者に行って、歯のメンテナンスを完了しておくことも大切。
万が一、旅行中に歯が痛くなってしまったとして、海外で歯の治療を受けようと思うとかなりの海外旅行保険では適用外もしくは発生時のタイミングによっては補償外であることが多く、思わぬ出費となってしまう可能性があるためです。
万が一、旅行中に歯が痛くなってしまったとして、海外で歯の治療を受けようと思うとかなりの海外旅行保険では適用外もしくは発生時のタイミングによっては補償外であることが多く、思わぬ出費となってしまう可能性があるためです。
ルートを決めておく
あとで後悔しないように、絶対に訪れたい場所の優先度を付け、滞在期間や予算などを加味し、大きく西回りか東回りでルートを決めておくと良いでしょう。
短期留学して集中的に英語力を身につける方法
世界一周旅行に行く前に、短期留学をすることで予行練習ができたり、集中的に英語力をつけたりすることができます。
特に短期留学で英語力をつけるためには、ネイティブと親しい友達になったり、日常会話や勉強の中でわからない単語を調べたり、あえて少人数制の語学学校を選んだりするのがおすすめです。
バイトできる国で英語習得と費用補填
世界中を旅するには英語力だけでなく、ある程度の資金が必要となります。英語力を高めつつ資金を貯めるための方法として、学生ビザでもバイトができるオーストラリア・ニュージーランド留学をするという方法があるのをご存知ですか?
オーストラリアの学生ビザの場合、3ヶ月以上現地の学校に通い、週20時間以上受講という条件はありますが、2023年6月30日まではフルタイムで働くことが可能です。※条件は随時変更になる可能性がありますので、オーストラリア移民局サイトにて最新情報をご確認ください。
また、ニュージーランドの学生ビザでは、週20時間以上の授業を14週間以上受講する場合、週20時間以内ならアルバイトができますよ。※条件は随時変更になる可能性があります
ワーホリで英語習得と世界一周予算を貯める
ワーキングホリデービザを取得し、英語の勉強をしながら貯金を貯めつつ、さらにその後現地で働いて、世界一周旅行の資金を貯めるという方法もあります。
この手段を取りたい場合には、ワーキングホリデー中のアルバイト先での努力を惜しまず、幅広い人脈を構築し、高い英語力を身につけるということが必須となりますが、英語力を磨きながら働くことができるため、一石二鳥の方法と言えるでしょう。
まとめ
この記事では、世界中を旅するために必要な英語力や旅の準備などを解説してきました。
世界中を旅することで、日常生活では得ることができない貴重な体験を必ずすることができます。英語力を高めつつ、効率的に資金を貯め、後悔のない充実した世界一周旅行に旅立ってみてください。