リュックサックの中身は何?留学経験者15人に聞いた、海外生活中の持ち物はこれ!
留学経験者15名に留学中に使っていたカバンや中身の持ち物について調査しました。なんと、皆さんが留学生活で愛用されていたカバンNO.1は「リュックサック」ということが判明!
リュックサックが選ばれた理由としては、両手が開く便利さや機能性、収納力やオシャレさなどがあげられます。留学先でその国の海外ブランド(Crumpler/オーストラリア、Superdry/イギリス、Roots/カナダなど)のリュックサックを購入し愛用していた、という経験者の方もいらっしゃいましたよ。
そこで今回は、留学生活で日頃からリュックサックに入れていた持ち物を「必須の持ち物」「持っていてよかった持ち物」と意外にも共通していた「個人的な持ち物」にカテゴライズし、ランキング形式でご紹介したいと思います。
各持ち物については留学経験者だからこそのエピソードも伺うことができました。それではさっそくスタートしましょう!
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目次
留学しするた国はどこ?期間はどのくらい?
今回の調査にご協力いただきた15名の経験者の皆さんが留学していた国や期間は以下の通りです。
留学した国
・オーストラリア
・カナダ
・ニュージーランド
・イギリス
・アメリカ
・ドイツ
・フィリピン
・中国
・コスタリカ
・メキシコ
・アラスカ
※お一人で複数の国に留学している方もいます
留学した期間
最短10日間~最長2年間
短期留学
・ハワイ/10日間(女性)
・アメリカ/3週間(女性)
・コスタリカ/1か月間(女性)
・フィリピン/2か月(女性)
・カナダ/6か月(男性)
などの経験者の方々がいらっしゃいました。
長期留学
・カナダ/1年(男性)
・ドイツ/1年(女性)
・イギリス/2年
・中国とメキシコ/2年ずつ(女性)
・オーストラリア/2年(男性)
などの経験者の方々がいらっしゃいました。
皆さん色んな国に留学されていますね!
リュックサックの中身:必須の持ち物
総勢15名の留学経験者の皆さんが、いつもリュックサックに入れていた持ち物をご紹介します。日本で生活していても必須の物や、留学中ならではの物もあるようです。
No.1 お財布
皆さん共通していたのは、お財布に入っている現金は数十ドル(数千円程度)で、普段の買い物ではクレジットカードやデビットカードで支払いをしていたそうです。
日本でもカードや電子マネーを使って支払う機会が多くなってきていますが、海外では日本以上にカード社会ですので留学する際は持って行くことをおすすめします。VISAカードやマスターカード、AMEXはどこでも使えて便利です。また、場所によっては身分証の代わり(支払い能力があることを示す)としても提示を求められることもあります。
No.2 携帯電話
今ではどこに行くときも携帯電話は必須ですね!携帯電話と一緒にモバイルバッテリーも持ち歩いている方も。短期留学の場合、ポケットWi-Fiをレンタルした方や日本で使っている携帯電話を持って行き海外対応のSIMカードに差し替えた方、海外対応の携帯電話をレンタルしていった方など様々でした。
長期留学の場合は、上記の方法に加えて現地の携帯会社で購入・契約した方もいらっしゃいました。留学する場所や期間に合わせてどの方法がご自身にあっているか調べてみてくださいね。
No.3 パスポート
留学中、パスポートの管理は重要です。使用しないときには鍵のかかるスーツケースなどにいれて安全に保管しましょう。皆さん意外と持ち歩いていた方が多かった理由として、海外ではお酒を買う際、またパブ(居酒屋)、クラブ、カジノなどお店や娯楽施設に入る際必ず身分証の提示が求められます。留学生の場合、一番確かな身分証明書はパスポートになりますので友達と出かける際に必要になることが多かったようです。
どこかに置き忘れた!ズボンのポケットに入れていて、気が付いたらなくなっていた!ということにならないよう、洋服のポケットやリュックサックの外側のポケットではなく、奥の方に入れておき管理には十分気を付けましょう。
No.4 交通系ICカード
国や地域によって様々な種類のICカードがあり、留学や滞在中に別の地域を旅行した記念に持ち帰る方もいらっしゃいましたよ。
語学学校に通学したり普段の移動には交通系ICカードが便利です。ご自身のクレジットカードに紐づけることもできますし、日本と同じようにコンビニや券売機などで必要な金額をチャージして使うことができます。
No.5 海外留学保険の保険証書
留学中の万が一に備えて、皆さん日本から海外留学(旅行)保険に加入されていました。現地で病気やけがをした場合、すぐに対応できるように保険証書の原本やそのコピーと、提携病院や保険会社の連絡先が載っている冊子も併せて持っていると安心です。
<その他>
●滞在先の住所がわかるもの
●ハンカチやタオル
●洋書・英語の勉強本
リュックサックの中身:持っていてよかった持ち物
続いては、留学経験者の皆さんがリュックサックに入れておいてよかった!と感じた持ち物は以下でした。持っていてよかった物は日本にいる間なかなか予想しにくいので、とても参考になりますね。
No.1 防寒着
皆さんが留学していた国や地域は朝晩と昼間の気温差が大きいところが多く、服装を調整できるようにはおり物(ウルトラライトダウン/パーカー/カーディガン/シャツ)を持ち歩いていたようです。
夏場の日焼け対策や冷房対策にも重宝しますので、留学する国の季節に合わせて準備するといいでしょう。
No.2 マイボトル
海外の国々では日本よりもずっと早い段階で環境に配慮した取り組みを行っています。また、乾燥しやすいため常にマイボトルに水などを入れてを持ち歩く習慣があります。
留学中に現地でタンブラーやプラスチックボトルを購入し、そこにコーヒーや紅茶、水などを入れ出かけていたようです。語学学校にはウォーターサーバーやキッチンがあるのでそこで補充することもできます。
現地のカフェでもタンブラーを持ち込んで飲み物を入れてもらうと容器代を割引してくれるところもあります。
No.3 サングラス
日本と比べて海外は日差しが強く、特に南半球の国々では多くの人が季節を問わずサングラスをかけています。オシャレよりも目を守るといった目的です。留学先で購入したり、日本で使っていたものを持って行ったりと準備されたようです。
日本でサングラスをかける習慣がない方も、念のため準備していくといいかもしれません。
No.4 筆記用具
メモ帳とペンを持ち歩いたいた方も多かったです。飛行機に乗った際に機内で入国カードを記入するので早速必要になります。また、英会話した際に分からなかった単語や表現を書き留めておき後で調べるために持っていた方も多かったです。皆さん学校以外でも熱心に英語の勉強をされていたんですね!
学校のテキストに出てくる英語に加えて、普段友達との何気ない会話に出てくる英語も気に留めておくことでとフォーマル&カジュアルな英語どちらも勉強できます。英語の習得にはこういった小さな積み重ねが大切ですね。極力荷物を少なくしたい場合は携帯電話のメモ機能を活用するのも◎。
No.5 コスメや医薬品
皆さんが留学された国や地域は日本よりも乾燥しているので、リップクリームやハンドクリームを入れている方が多かったです。念のため絆創膏や目薬、痛み止めなど少量の医薬品をリュックサックに入れておいた、という方もいらっしゃいました。
<その他>
●カメラ
●ティッシュ・ウエットティッシュ
●折りたたみ傘
●ショルダーバック(バッグインバッグ)
リュックサックの中身:個人的な持ち物
個人的な理由でリュックサックに入っていた持ち物も、意外に共通していたものがありました!
No.1 お守り
日本を出発する前に家族や友達からもらったお守りを持っていた、現地でできた友達が作ってくれたラッキーチャームを持っていた、自分の中で○○をお守りとして持っていた、など様々でした。
No.2 パブのコースター
海外のパブ(居酒屋)はお店のロゴやかわいいデザインが入った紙製コースターが常備されています。何人かの方は、なんとなく記念に持ち帰りそのままリュックサックに入れっぱなしにしていた、とのことでした。
飲み歩くのが好きな方はコレクションしたり、思い出の品として使用したコースターを取っておくのも素敵ですね。
No.3 ファスナーロック用の鍵
皆さんが留学に行かれた国は比較的治安がいいとされていますが、スリや置き引き・ひったくりなどの軽犯罪率は日本よりも高い傾向にあります。特に日本人は「お金を持っている」と思われがちなので、荷物や携行品の管理には十分注意が必要です。
カバンの口を開けたままにしない、洋服のポケットに貴重品を入れておかない、荷物を置きっぱなしにしてその場を離れない、など日本とは違うということを常に意識することが大切です。
リュックサックのファスナー同士に鍵をかけて防犯対策していた、という方もいらっしゃいました。確かに抑止力になりそうですね!
<その他>
●自己分析ノート(就活用)
●バイトの着替え
●宝くじのはずれ券
●プロテイン
●ラグビーボール
●ジム用スニーカー
●フードタッパー
番外編:意外と持ち歩かなかった物
皆さんが「しばらくリュックサックに入れておいたが、途中で取り出してしまった」持ち物はこちら!
No.1 電子辞書
英語の勉強で欠かせない辞書ですが、常に持ち歩くには重いのが難点。家での勉強で使用して、語学学校以外の外出先では携帯の辞書アプリを活用したり、辞書を引かず友達に別の英語で説明してもらったりと工夫しておられたようです。
No.2 タブレット/ノートパソコン
こちらも「重たいから」というのが理由でした。必要な時以外は滞在先で保管していたそうです。その場合も、念のため鍵のかかる引き出しやスーツケースにしまっておきましょう。
No.3 折りたたみ傘や雨具
こちらは留学する国や地域によってばらつきがありました。一日の間で天気が移り変わりやすいイギリスや、冬になると雨の降りやすいカナダやニュージーランドなどでは常に持ち歩いていた方もいらっしゃいました。
学校のあった都市部では建物の軒や屋根付きのアーケードを通って雨に濡れすに移動できてしまうので、意外といらなかったというご意見もありました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は留学経験者の皆さんがリュックサックに入れていた持ち物について、リアルな感想やご意見を交えてご紹介しました。これから留学される方や留学準備で持ち物について悩んでいる方はぜひ参考になさってくださいね!
この記事を書いた人
中学生の時、ニュージーランドへの交換留学で初めての海外を経験。これをきっかけに海外の文化や英語に興味がわく。大学生でアメリカ短期留学を経験し、もっと英語が話せるようになりたい!と猛勉強。その後、社会人でカナダ・オーストラリアにワーキングホリデーし、憧れだった海外生活を実現♪
帰国後は英語講師の仕事を経験したのち、リュックサックスタッフとして留学希望者のサポートやブログで留学情報の発信をしている。