高校生が短期留学するなら、何にいくら必要？費用項目と人気の留学先の費用相場を確認！

高校生の皆さんの中には、一度海外留学をしてみたいと思われている方も多いのではないでしょうか。近年、夏休みや冬休みを利用した短期留学が人気となっており、多くの高校生が海外へと渡っています。ただ、気になるのはやはり費用なのではないでしょうか。

そこで本記事では、短期留学に必要な費用について、人気の留学先の費用相場を比較しながら詳しく解説していきます。

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短期留学にはどれくらいの費用がかかる？

一般的な高校留学は、語学留学場度と比べ高めに設定されています。理由としては、現地での生活費用やサポート代金などがありますが、留学する国や勉強のプログラムによって費用は変わってきます。

また、目的によっては奨学金制度を利用することも可能なので、留学費用を抑えたいという場合は検討してみるといいでしょう。

高校生に人気のある短期留学先の費用相場

それでは、人気の留学先で必要な費用相場を表にまとめてみましたので、まずはこちらをご覧ください。

※航空券・学費・滞在費・食費込みの金額となります

こちらはあくまでも目安になりますが、例えば学校によっては課外授業やアクティビティに力を入れている学校もあり、そのような学校は費用が高くなる傾向にあります。

費用を抑えて留学先を選びたいという場合、学校選びを比較するのも一つの手段になるでしょう。またホームステイやファームステイ体験のみ、語学学校で午前もしくは午後のみ就学する場合、なども費用は通常より安く済みます。

海外留学において、何を目的としているかによって、その金額は変わってくるといっていいでしょう。

アメリカ

アメリカには多くの大学や語学学校があり、人間的にも大きく成長するでしょう。費用的には、物価もある程度高く、学費も必要なので高めに設定されています。公立・私立によって費用は変わってくるので、予算と照らし合わせて学校を決めるのがいいでしょう。

カナダ

カナダは、人気の留学先の中でも費用が安めに設定されています。学校や滞在方法によっては、さらに安い費用で留学できる国なので、英語圏の中で留学先を決めたいという方で、できるだけ費用を抑えたい場合、おすすめの国といっていいでしょう。

イギリス

イギリスは、都市によって物価が違うため、費用を抑えたいというのであれば大都市よりも郊外に滞在するのがいいでしょう。こちらも、学校によって費用が変わってくるので、留学前にはしっかりとした下調べをし、費用を比較するのがいいでしょう。

オーストラリア

留学先として一番人気のオーストラリアですが、こちらも滞在都市や学校によって必要な費用が変わってきます。留学できる学校も多いことから、費用を抑えたい場合は、複数の学校を比較して決めるといいでしょう。

ニュージーランド

人気の留学先で、一番費用が安いのがニュージーランドです。物価も安く、学生寮なども完備している学校も多く、英語圏の国になります。費用をかけずに、英語を学びたいという方にはおすすめです。

フィリピン

格安で短期留学できるのが、同じアジア圏のフィリピンです。短期留学で英語力を向上させることに定評のある国で、他と比べても費用の差は歴然としています。有名な語学学校付近は治安もよく、生活しやすい環境でもあるので、安い費用で私語を学びたいという方にはおすすめの留学先です。

必要となる費用項目と目安金額

ここからは、高校生の短期留学に必要なものと必要な費用を見ていきましょう。

パスポート

まず必要なのがパスポートです。5年用と10年用のパスポートがありますが、短期留学であれば5年用で十分です。その際1万1千円の申請料が必要になります。

海外留学保険

短期留学でも、保険に加入する必要があるの？と思われる方もいるでしょうが、万が一のことを考えたとき、有意義な留学生活を送るためにも海外留学保険に加入しておく必要があるでしょう。保険会社によっても費用は変わってきますが、一般的には1ヶ月で3万円程度と考えておくといいでしょう。

予防接種

留学する国によっては、予防接種を厳守している場合があります。その際、入国の何日前までに予防接種を済ませておかなければいけないという指定があることが多いので、留学する学校などに確認するといいでしょう。

予防接種を厳守している国に留学する場合、どの予防接種を受ける必要があるのか確認するようにしましょう。また、予防接種証明書（英文）を発行してもらうのに数千円程度必要になるので、覚えておきましょう。

渡航費

留学先へ渡航するために航空券が必要になります。留学する国によって金額は変わってきますが、往復で7万円〜20万円程度の費用がかかると考えておくといいでしょう。

ビザ

90日以内の短期留学の場合、ビザの申請は必要ありません。そのため、どの国に留学する場合もビザの申請は必要ないので、覚えておきましょう。しかし、電子渡航証を取得する必要がありますので、詳しくはビザ情報まとめをご確認ください。

学費

学費は、公立か私立か、選ぶプログラムなどによって変わってきます。また留学先によっても変わってくるので、通う学校を比較して選ぶといいでしょう。語学学校の場合、目安としては1ヶ月で13万円～15万円程度になります。

滞在費

滞在費は、留学する国や滞在方法によって金額は変わってきます。滞在方法にはホームステイ、寮、ホテルなどあり、その方法により大きく変わってくるでしょう。寮やホームステイの場合は1ヶ月12万円〜15万円程度、ホテルに滞在する場合はそれ以上の費用が掛かります。

交通費

交通費はおもに学校に通うために必要なものになります。滞在方法が寮の場合、学校近くにあることが多いため、交通費がかからないことがほとんどです。しかしそれ以外の滞在方法の場合、学校から離れていることが多いためバスや電車代金などが必要になるでしょう。1ヶ月に1万円程度と考えておくといいでしょう。

食費

こちらも留学する国や滞在方法によって必要な費用は変わってきます。もし寮やホームステイを滞在方法に選ぶ場合、食費は朝夕込みの場合が多いのです。それ以外の場合は、物価の高い低いという違いはありますが、自炊中心で2万円〜3万円前後の食費がかかるでしょう。

交際費

留学中、休日を利用してお出かけしたり、お友達同士でどこかに遊びに行くということもあるでしょう。リフレッシュするための費用として必要ですが、遊びばかりにお金を使い過ぎないように、1万円～2万円程度に設定しておくのがいいでしょう。

その他

そのほかにかかる費用としては、通信費用や万が一病院にかかった時の通院費などが想定されます。これは日本にいるときと同じ程度の金額を想定しておくといいでしょう。

まとめ

この記事では、短期留学に必要な費用について、人気の留学先の費用相場を比較しながら解説してきました。

留学先によって費用は異なってきますが、費用にこだわるばかりで、充実した留学生活を送れなかったということはよくある話です。何を目的に留学したいのかということを明確にし、短期留学するのがいいでしょう。

費用を確認したことで、具体的なイメージも広がったと思います。費用をかけるべきところを明確にし、充実した留学生活を送り、一回り大きくなった姿で帰国してくださいね。

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