【2024年夏休み】短期留学を検討中の高校生&保護者の方必見!準備手順や注意点を解説します
夏休みを利用し、短期留学を考えている高校生の皆さんも多いのではないでしょうか。また、お子様の今後を考えて、保護者の方から、留学を促すようなお話をされているご家庭も多いと思います。
そこでこの記事では、夏休みの短期留学を検討中の高校生や保護者の方向けに、短期留学に向けての準備手順や注意点などを詳しく解説していきますので、今後短期留学をご検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
いつから留学準備を始めるべき?
短期留学は、実際に渡航する3か月~半年程前から情報収集や準備を始める人が多いようです。まずは具体的な留学計画を立てる前に、何を目的に・どこでどんなことを学びたいか・チャレンジしてみたいかなどを考えることが大切で、それによって留学する国や地域、留学期間や滞在スタイルが見えてきます。
特に夏休みなど短期留学に行ける時期が決まっている高校生にとっては、余裕をもって半年前には具体的な留学準備を始めたいところです。
最も注意したい点は夏休みという時期です。短期留学に関わらず、夏の時期は旅行シーズンであり、お盆休みも入ってきます。シーズンに入ってからは航空券が取りずらかったり、値段がかなり高かったりします。
また、各国の語学学校も留学希望の生徒数が増えるため入学制限を設けたり、早めに申し込み枠が埋まってしまい申し込みにストップがかかることもあります。学校とあわせてホームステイや学生寮滞在を希望する人は特に早めに手続きすることをおすすめします。
短期留学直前になってからの準備はその他、留学に行く目的やどういった経験がしたいかなどじっくり考える時間が持てない、情報収集不足や焦りで不手際が起こる可能性がある、パスポートの取得が間に合わない、航空券や宿泊先が予約いっぱいで手配できない、など、そもそも留学に行けなくなる可能性が出てきてしまいます。
短期留学の準備は余裕をもっておくようにしましょう。
留学エージェントを利用するべき?
留学に初めて行く方は、何をどのように準備すればいいか分からないことが多いです。そのため、初めて留学を体験するという方は、まずは留学エージェントに相談してみるのもいいでしょう。
ある程度自分が希望する留学の内容が決まっていればその実現を手助けしてくれるエージェントを探したり、各留学エージェントが行っているセミナーやイベントに参加してどのエージェントが自分には合っているか見定めるのもいいでしょう。
留学エージェントのサポート内容やそれにかかる費用も各社様々です。自分に必要なサポートは何か、どんな短期留学にしたいか、サポート費用に割ける予算などに合わせて留学エージェントを絞ってみてください。
最近は通われている高校や、国やお住まいの自治体などからの留学斡旋などもあります。もし対象条件に該当するようであれば、それらを利用して留学するのもいいでしょう。
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夏休みの短期留学への準備手順(留学エージェントを利用する場合)
短期留学をしたいけど、何から手を付ければいいかわからないという方も多いでしょう。そのような方は、次のステップ通りに行うと、スムーズな留学準備を行うことができるので参考にしてください。
大まかな計画を話し合う
まずは、ご家族で大まかな計画を決めてみましょう。どの国に留学したいか、いつからどのくらいの期間で行くのか、勉強以外にやりたいこと体験したいことはないかなど、ざっくりで構いませんので決めてみましょう。親御さんは留学にかけれる予算についても検討しておくといいでしょう。
情報収集する
大まかに決めた内容についての情報を集めます。例えば、アメリカに行きたいのであれば、どんなところなのか、どんな学校があるのか、どのくらいの費用が掛かるのか、そのあたりは調べておく必要があります。
留学エージェントを比較&検討
次に、該当する国の留学斡旋をしてくれる、留学エージェントに資料請求したり留学セミナーに参加してみましょう。複数のエージェントを調べて信頼できる会社か、サポート内容や費用などを比較してみるといいかもしれません。
留学エージェントを決定
色々と情報収集して整理できあとは、実際にどの留学エージェントを利用して留学をするか決めていきます。サポートを正式に依頼する前に、カウンセリングと言って直接留学カウンセラーと面談できるところもあります。(会社によって有料/無料あり)実際に話を聞き、どのエージェントにするかを最終決定していきます。
本格的な準備をはじめる
実際に利用する留学エージェントが決まりましたら、エージェントのスタッフにサポートしてもらいながら本格的な準備を始めていきます。自分で調べても分からないことがあれば、その都度スタッフに聞いてみましょう。
子供の短期留学で保護者が注意したいこと
高校生のうちに留学に行く場合、保護者のサポートは必要不可欠です。そこで、お子様の留学準備の際、保護者の方が気を付けることをまとめてみましたのでご覧ください。
予算に幅を持たせておく
留学に関わるお金には為替が関わってきます。今このくらいの費用がかかると計算していても、1ヶ月後には為替の変化で、予想とは違った金額になっていることも考えられます。そのため、今の見積もりより以上の費用がかかるかもしれない、という心構えが必要になってくるでしょう。
また、現地での滞在費(生活費)の予算は内訳も踏まえよくお子様と確認することをおすすめします。
海外での外食は非常に高額です。コンビニも日本ほど手軽においしいものが買えるわけではありません。海外でのスマホの使い方や交際費・娯楽費・お土産に使う予算、クレジットカードの使い方など、事前にルールや目安を決めておくと安心です。
お子様にも積極的に手続きや準備を行ってもらう
高校生の留学の手続きには保護者が立ち入らなければならない機会が多くあります。しかし、留学するのはお子様本人ですから、お子様が自分の留学を素晴らしい経験にできるよう、主体的に準備を進められるサポートができるといいでしょう。
短期留学の目的や目標を共有する
お子様が主体的に留学準備を進めることができるよう、ぜひお子様が海外でやってみたいこと、行きたいところ、英語の勉強のモチベーションを分かち合ってあげてください。
メモや付箋に書きだしてみると気持ちを可視化できておすすめです。その中から優先順位を決めたり、「この留学でこれは達成したい!」といった目標を立てて留学に臨むことができると、短期留学であってもきっと濃密で達成感のある経験になるでしょう。
積極的に日本人以外の人と交流するように促す
せっかくの海外留学です。留学先で日本人だけで固まっていては大変もったいないです。留学先には海外からも多くの同年代の留学生が来ています。そのような同じ志を持った留学生たちとの積極的に交流を持ち、異文化に触れることを楽しめるよう促してみてください。
全く日本人の友達を作ってはいけない、というわけではありません。日本人でもそこでしか出会えなかった仲間ですし、帰国後も交流が続くかもしれません。留学中はお互いを助け合い、高め合っていける関係を築けるといいね、といったアドバイスを送ってみるのもいいでしょう。
高校生のうちに短期留学するメリットとデメリット
メリット
多感な時期に海外で現地の人や他国からの留学生と異文化交流ができるのは大きな刺激になり、留学する大きなメリットです。帰国してから視野がグッと広がり、考え方や物事の見方に良い変化があることもあります。
また、異国の地で留学生活をやりきることで自立心や自信が養われ、今後の生活や進路にもきっとプラスになっていくでしょう。
デメリット
海外での生活は短期といってもホームシックになる可能性があります。特に高校生ですから、はじめて親元を離れる寂しさや不安、食事や海外の生活スタイルに上手くなじめないケースも考えられます。
前無菌言い方をすれば、そのような日本と全く違った環境で生活することも留学の醍醐味でもあります。困った事があったときも自分の力で解決する経験をすることは、精神的にも自立し成長できるチャンスです。ぜひお子様の留学中も悩みに寄り添ってポジティブな声掛けをしてあげてください。
まとめ
いかがでしたか?この記事では、高校生が夏休みに短期留学する際の準備手順や注意点、保護者の方へのメッセージなどを紹介してきました。
これからやってくる夏休みをぜひ有効活用し、今年こそ海外に行って素敵な経験をしてみてはいかがでしょうか?