留学で後悔しやすいことは?留学経験を活かせない人の特徴や後悔しないためのポイントを徹底解説!

砂浜に座り物憂げに海を眺める女性
UnsplashMarcos Paulo Pradoが撮影した写真

留学に憧れを抱いていても、特に初めて留学では分からない事や不安が大きいですね。

留学する前から「本当に英語が話せるようになるのか」「一人で海外でやっていけるのか」「帰国後に留学経験がうまく活かせるのか」などと色々と考えてしまい、二の足を踏んでしまっている方もいるのではないでしょうか。

失敗や後悔を恐れているだけでは何も生み出しませんが、しっかり情報収集をしてその不安を解消したり、後悔しないために留学前にどんな心構えをするべきか考えることは大事です。

この記事ではせっかくの留学を後悔が残る経験にしないよう、留学で後悔しやすいことや、そうならないためのポイントについて詳しく解説していきます。

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留学で後悔しやすいこととは?

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留学を体験し帰国した方の中には、こんなことで公開しているということがいくつかあるようです。それはどんなことなんでしょうか。それでは、留学で後悔しやすい事例を5つご紹介していきます。

仕事が忙しくて勉強ができない

一部の国の学生ビザやワーホリ、インターンシップのように、現地で働きながら語学勉強をするという留学方法があります。このような方に多いのが、仕事に精を出すがあまり、勉強をほとんどせずに帰国してしまったという事例です。

現地でお給料を稼ぎながら、語学学校にも通い生活できるというのは、費用をあまりかけずに留学したいという方には魅力的なプランですが、現地で仕事をしながら学校に通うというのは思っている以上に大変なことです。

仕事に慣れるまでも大変ですが、知らない土地で慣れない生活環境の中、仕事も勉強もというのは、語学を完璧にマスターして行かれる方でも大変なことです。

仕事をしながら語学力を向上させ、それを活かした仕事を現地でもしたいという思いをもって行かれる方も、結局語学力も向上せず仕事をするだけで精一杯という生活になりがちになってしまいます。

なぜなら、職場は仕事をする場所であり、英語を学ぶ場所ではないからです。仕事でよく使う単語やフレーズなど定型文の英会話はできるようになっても、残念ながら総合的な英語力向上には結びつきません。

日本と変わらない生活を送ってしまう

留学前はいろいろな目標や目的をもっていたのに、留学してみたら結局何も手に入れていないということもよくあります。海外に行けば、語学力は向上するだろうという安易な考えで留学している方に多いです。

特に人気の留学先には、同じ日本人留学生が多く、日本人同士では日本語でコミュニケーションを取ることがほとんど。日本人以外の人たちと積極的に関わらなければ「英語をほとんど使わなかった」という事態になります。

生活においても、買い物は簡単な英語で済んでしまいますし、外食をしてもメニューを指で示せば伝わりますので、結局日本にいるときとほとんど変わらない生活だったということになりかねません。

このようなことになってしまうと、何のために海外に行ったのか分からなくなってしまい本末転倒です。

就職時期を逃した

次にあるのが就職時期を逃してしまうという問題ですが、「留学さえすれば、新卒の就職時期でなくとも就職に有利に働くだろう」ということはありません。そのため、帰国後に就職を控えている人は新卒時期に就職しなかったハンデを覆すような実りの多い留学経験を持ち帰りたいものです。

留学する目的や目標をしっかりと定める必要があるでしょう。

観光をまったくしなかった

留学生が帰国後に留学で後悔したことの中には、勉強ばかりでその国の思い出がほとんどないということがあります。留学は勉強することが大きな目的ではありますが、せっかく海外に来たんですから観光スポットをまわったり、友達と思い出作りをするのもいいでしょう。

そうやって海外の文化を肌で感じ、人とのコミュニケーションで使える英語を習得するのです、机の上だけでするのが勉強ではないことは明白ですね。

帰国後に勉強したことだけが思い出にならないように、その国の魅力を存分に肌で感じてみるもの、新しい世界観が広がるきっかけになりますよ。

恋愛を経験しなかった

これは男女問わず後悔したことにあげられる意見です。恋愛というと、勉強に支障が出ると思ってしまう方もいるかもしれませんが、国際恋愛であれば、英語でのコミュニケーションを取るのが一般的なため、実は英語力が向上すると言われています。

また、一人よりも二人の方がより行動的になります。一緒に外に出かけたり、イベントに参加したり、お互いの友達ともつながることができたりするので、海外の風習や文化を体験しやすく恋愛は大きなメリットがあるんです。

留学を後悔しやすい人の特徴とは?

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留学を後悔してしまうという事例はいくつもあります。ただ、後悔してしまう人には共通点があるんです!その共通点を3つご紹介しますので、皆さんも当てはまっていないかチェックしてくださいね。

事前に情報収集をしない

まず一つ目が、留学前にしっかりとした情報収集をしていないということです。留学したい国はいくつか候補があるでしょう。まずは、その国がどんな国か調べてみましょう。

一つの情報を鵜呑みにするのではなく、複数調べてみるといいでしょう。そうすることで、違った視点での意見や細かい部分まで知ることができますし、ネガティブな意見も把握できます。

様々な情報を自分で取捨選択し、より良い留学生活につなげていきましょう。

費用を安く抑えようとしすぎる

ある程度の期間留学するためには、しっかりと費用を用意する必要があります。とにかく費用を安く済ますために、安い学校を選び、現地でも一切無駄遣いをしないという方もいます。安い学校の場合、教育環境がしっかり整っておらず、質の悪い授業を受けるケースも考えられます。

また無駄遣いをしないというのは多少の息抜きもできない状態になってしまいます。帰国後、お金のことばかり気にして友達との付き合いがほとんどなかった、観光しなかった、というのは大きな後悔を生んでしまいます。

せっかくの留学ですので、海外生活を楽しめるよう交際費や娯楽費も含めた予算準備ををおすすめします。

留学さえすれば英語力が身につくと思っている

とりあえず海外で生活していれば語学力が向上するだろう、というのは大きな間違いです。現地に行ってから英語力を上げようと考えている方は、特に陥りやすく、コミュニケーションが取れないストレスから、日本語の話せる仲間とグループを作ってしまうケースも多いです。

まずは簡単な英語が聞き取れたり、短い文でも自分の意見や考えを伝えられるように、中学1-2年生レベルの英語を復習して土台をかためてから留学するのがいいでしょう。

留学して後悔しないために心がけるポイント

UnsplashAbsolutVisionが撮影した写真

それでは最後に、留学で後悔しないために心がけるポイントをご紹介していきたいと思います。

しっかり情報収集する

まずは、希望の留学先の情報をしっかり集めましょう。どんな国か、どんな学校があるのかについては詳しく調べるのがいいでしょう。

十分な費用を貯めておく

後悔しない留学をするためには、それなりの資金力が必要になります。現地に行って仕事をして稼ぐという方法もありますが、それに頼らず、事前にある程度の資金を蓄えて留学に臨むのがいいでしょう。

留学するタイミングを見極める

学生の場合は、就職活動の時期を見極めた留学、社会人の場合は、今お勤めの会社の退職のタイミングを見極めたうえで留学してください。また、留学後にどんな仕事につきたいのかというビジョンも持っておくといいでしょう。

英語力を身に付けておく

帰国後に後悔しないために、ある程度の英語力を身につけておくようにしましょう。留学前には、中学生レベルの英会話ができるようにしておくのがベストです。

留学する目標や目的を持つ

何のために留学するのかという、具体的な目標や目的を持つことはとても重要です。これは、「語学力を上げる」「いろいろな人と触れ合う」といった抽象的なものではなく、「語学力であればTOEIC600点以上のレベルを目指す」や「カナダの留学生と交流を持ちその国の文化を知る」といった具体性のある方が達成感を感じやすいでしょう。、

まとめ

この記事では、後悔しない留学の方法について解説してきました。

留学で後悔している方は実際にいます。しかし、しっかり目標を立て事前準備をすることで、後悔しない留学生活を送ることができ、帰国後の将来につなが経験が得られるでしょう。

多くの収穫を得ることができれば大成功です。皆さんもしっかりプランを立てて、素晴らしい留学生活を送ってみてください。

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