【コスパ重視なら】国ごとで違う!短期留学におすすめの期間はどのくらい?
短期留学は、長期留学に比べて費用や時間の負担が軽く、気軽に海外経験ができるのが魅力です。しかし、短期留学の期間によって、留学先の国ごとにおすすめの期間が異なることを知っていますか?
本記事では、短期留学の定義や、国ごとに異なるおすすめの期間の理由、期間別で習得できる英語レベルなどを解説します。さらに、自分にあった短期留学期間の決め方についてもご紹介します。
短期留学に関心のある方は、この記事を参考に、最適な期間を見つけて自分の目的に合った留学を楽しんでください。
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目次
短期留学の期間はどれくらい?
短期留学とは、通常1週間から3ヶ月程度の期間にわたる留学のことを指します。この期間で、異文化交流や語学スキルの向上、また海外生活を経てグローバルな視野や考え方を養うことを目的に渡航する留学生が多いようです。
短期留学のメリットは、費用が抑えられることだけでなく、学校を休学したり、仕事を退職する必要がないことです。長期休暇や有給休暇を利用して留学経験を得られるのは、時間的な制約のある方にとって有益な手段と言えます。
短期留学におすすめの国【期間別】
ますは短期留学期間ごとにおすすめの国をご紹介します!その後で詳しく理由を説明していきますね。
1週間から4週間
5週間から8週間
9週間から12週間
国ごとで短期留学の「おすすめの期間」が違う理由
実は、最大限コスパよく短期留学したい場合、留学する国によっておすすめの短期留学の期間があります!
それは、留学費用の大部分を占める航空券の値段や語学学校の費用、そしてコース内容が関係しているからです。それでは、以下で一つずつ詳しく見ていきましょう。
航空券の値段の違い
例えば、フィリピンやマレーシア、シンガポールなど近隣のアジア諸国への航空券は、欧米への航空券と比べて割安です。もし短期留学する期間が1か月未満でも、航空券の値段が割に合わないからと言って渡航を躊躇することはあまりなさそうです。
一方で、アメリカやカナダ、イギリス、アイルランドなどの欧米諸国へは往復20万円はかかります。留学期間が1~2週間だと、なんとなく「もったいない」気がするかもしれません。
航空券が割高の国に短期留学に行く場合は、少しでも留学期間を長めにすることで、費用対効果(コスパ)がよくなると言えます。
学費の違い
短期留学する語学学校は、日本で申し込み手続きや学費の支払いを済ませてから渡航することになります。語学学校の学費の特徴として、相場が高い国はアメリカやイギリス、次いでカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドとなります。
しかし、学費は就学する期間によって1週間当たりの単価が変わります。長く就学すればその分単価は割安になります。短期留学の場合でも、同じ学校の同じコースに1週間通う場合と12週間(約3か月)通う場合とでは、12週間の方がコスパがよくなります。
また、学校によっては2か月や3か月のまとまった期間申し込むと、入学金(1.5~2万円程度)が無料になるなど割引特典が利用できることもあります。
為替の違い
また、学費は現地通貨で支払うことが一般的なため、為替レートの良し悪しが大きく関わってきます。
現在は円安のため、特にアメリカ(米ドル)やイギリス(ポンド)、アイルランド(ユーロ)への留学は為替の面でハードルが上がってしまっています。
もし、コスパよく短期留学することを目的とするなら、円安でもまだ許容できる国に留学するという選択もアリです。
コース内容の違い
短期留学で英語力を磨くためには、各語学学校で開校している一般英語コースで就学することになります。一般英語コースには、1日5時間程度勉強するフルタイム、午前中のみ勉強するモーニング、午後のみの勉強するアフタヌーン、夜間に勉強するイブニングなど就学時間の長さを選ぶことができます。
短期留学では学べる期間が限られているため、基本的にはフルタイムで就学する方が、英語力の成長につながります。
しかし、学費に割ける予算やその他ショッピングや観光する時間も確保したいなど、自分の希望に合わせて選ぶのも、せっかくの短期留学を楽しむ上で重要です。
語学学校に通うのは月曜日から金曜日(土日祝日はお休み)になるため、留学のコスパも重視して観光やレジャーを楽しみたい方は、フルタイムでも金曜日が休みか、午前中のみ授業を行う学校を選ぶのがおすすめです。
期間別での留学スタイル
短期留学ではどのくらい英語力を向上させることができるのか、期間別に到達できるレベルを見ていきましょう。
1週間
1週間の短期留学では、まずは留学を実現できたことに喜びや達成感を感じることができるでしょう。今まで自分の知らなかった新しい環境や文化に触れることができます。
語学学校の先生や友達、また、ホームステイ先での生活を通じて、英語での生活がどういったものか実際に体験することで理解が深まります。
その一方で、周りの話している事を理解するのに精いっぱいだったり、自分のことがうまく言えずもどかしさを感じることも多いかもしれません。
このような経験が将来的に長期留学への意欲を養うきっかけになることもありますので、悔しい気持ちを経験することも悪いことでは決してありません。
2週間
2週間の短期留学は1週間の短期留学と比べて語学学習の時間が増え、留学先国の人々や文化、生活習慣を見て自分も体験する機会が増えます。
英語でのやり取りに耳が慣れてくるので、2週間目には理解できることが増えてきます。また、簡単な文で自己表現にチャレンジし、表情やジェスチャー、発音やイントネーションなどを非言語コミュニケーションの大切さも実感できます。
学校生活にもやっと慣れてきたところで短期留学が終了する、という感覚になるかもしれません。
1か月
1か月の短期留学では、1~2週間の短期留学に比べて余裕をもって学校生活や海外生活を楽しむことができます。英語を聞くことにも慣れ、英語に対する恐怖心が少し和らぎ、英会話に果敢にチャレンジできるようになります。
また、学校での課外活動(アクティビティ)に参加してした交友の和を広げたり、イベントや観光などのレジャーを通して留学先の国の文化や生活を楽しむ余裕も持てます。
海外生活がどんなものかをしっかりと体験でき、グローバルな視野や異文化理解能力を身につけることができるでしょう。
2カ月
2カ月の短期留学は、英語での生活にも慣れ、交友関係や活動範囲も広く語学力を短期間で向上させることを目的に選ぶ人が多い。この期間では、現地の生活に慣れ、英語や異文化に触れる機会が多くなる。
学校の予習・復習や自主学習を頑張っている方は、英語の勉強をやレベルアップのテストのタイミングによっては、1つ上のレベルに上がることも可能です。
スタート時は長く感じていた留学生活も気が付くとあっという間に過ぎていきますので、英語の勉強や異文化交流、観光など最後まで楽しめるよう、計画立てて臨むことが必要です。
3か月
3か月の留学は短期留学でも最長期間になります。英語初級者の方でも着実に学んで実践していけば、中級レベルに到達することができます。また、スタート時に英語中級者の方は3か月あればビジネス英語や専門スキルの習得、資格試験対策も可能です。
語学力の向上だけでなく、現地の文化や社会に触れる時間も長くなるため海外で生活しているという実感がもてるでしょう。
留学生同士や現地の友達とも中を深めることができるので、帰国後も交流が続く友達ができるかもしれません。ただし、費用がそれなりに必要になるため、留学前に十分な情報尾収集や早めの準備が必要です。
自分にあった短期留学期間の決め方
自分にあった短期留学期間を決める際は、以下のポイントを考慮してみてください。
身につけたい英語力に合わせる
短期留学において英語力向上を目指す場合、どの程度の英語力を身に着けたいかによって留学期間を設定する必要があります。例えば、英語初心者が中級レベルまで到達するには2か月~3か月の就学が目安と言われています。
また、就学するコースもフルタイムやスパルタコースなど、勉強時間がしっかりと確保できるタイムスケジュールのものが効果的です。
学校での学習と同時に現地の文化や人々と触れ合いを通して、英語を使う機会も多く取れるプランを検討してみましょう。例えば、ホームステイをしたり、ボランティア活動に積極的に参加することもおすすめです。
やりたい事を達成できる期間に合わせる
短期留学でチャレンジしたい事や、英語学習以外の目的を達成できる期間を考慮して期間を検討する方法もあります。
基本的に平日は学校があるため、離れた地域への観光や趣味を楽しむなどは週末を利用するしかありません。もし全体の渡航期間を4週間に設定しても、前半2週間を学校での就学に充て、後半2週間を英語以外の目的に充てるといったプランを組んでみるのもアリです。
予算に合わせる
この短期留学でどこまで英語力を伸ばしたいか、勉強に加えてどんなことを楽しみたいかを整理した後は、予算とのすり合わせが必要です。
初めから予算は○○円と決めて、その金額でどんな短期留学が実現できるか考える方法が一番予算を抑えることができるはずです。しかし、予算にあまりにも厳格になってしまうと、せっかくの目的や目標が達成できないプランになってしまう可能性が出てきます。
できれば少し予算に幅を持たせておくことで、この留学での目的の達成が目指せるプランにできるでしょう。
まとめ
この記事では、以下の内容について詳しくご紹介しました。
- 短期留学の期間はどれくらいか
- 【国別】短期留学するおすすめの期間とその理由
- 期間別での留学スタイル
- 自分にあった短期留学期間の決め方
今後短期留学のプランを検討していきたい!という皆さんにとって、お役に立てることができれば幸いです。