留学生活で「つらい」と感じるのはどんなとき?乗り越えるための心がけや対処法を伝授します!

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憧れの海外生活に期待に胸を膨らませて渡航する方が多い中、実際に留学生活が始まると自分の想像や期待と違っていたり、思い通りにいかないことがあり「こんなはずじゃなかった…」とショックを受けることがあります。

特に留学して間もない頃は、日本とは異なる環境で自力で留学生活を成り立たせなければいけないというプレッシャーから、焦って不安になったり、体調を崩してしまったりと、期待していた留学生とかけ離れた現実に落ち込んでしまって「日本に帰りたい!」と思う留学生も多いようです。

そこでこの記事では、これから留学に挑戦する皆さんに向けて、留学生活で「つらい」と感じる瞬間やそれらを乗り越えるための心がけと対処法をご紹介します!

なれない環境下で、辛い状況を乗り越えることは容易ではないかもしれません。しかし、皆さんの留学生活がもっと楽しく充実したものになるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の要点

リサちゃん

ぜひ対処法を参考に、よりよい留学生活をお送りくださいね。

留学生が留学が「つらい」と感じる要因

・言語の壁
・孤独感
・文化の違い
・勉強へのプレッシャー
・経済的な負担

留学生活の「つらい」への対処法

・一人で抱え込まない
・なぜ留学に来たのか初心にかえる
・観光や娯楽などの息抜きを忘れない

詳しくは本文でご紹介しています!

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留学中につらいと感じるとき

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留学生がつらいと感じる要因は何でしょうか?実際に留学生活でストレスや困難を経験した経験者の声を参考にまとめてみました。

言語の壁

留学先の言語能力が不十分だと日常生活での様々な場面においてコミュニケーションに苦労してしまいます。例えば、語学学校で知り合った仲間とあまり会話が続かずもどかしさを感じたり、スーパーやレストランでの注文がうまく伝えられず、欲しいものが手に入らなかったり、自分の伝えたいことがうまく伝わらず誤解を招いてしまうなど、こういった経験をする留学生は多いです。

日本では当たり前だった簡単な会話もスムーズにできないことに言語の壁を感じ、自分の英語力を悲観してしまい、ストレスを感じやすくなります。

言語の壁への対処法

言語の壁を乗り越えるには、焦らずに前向きにコミュニケーションに取り組むことが重要です。うまく言葉が出なかったり、単語がわからない、という場合は絵を書いたり、画像を見せて細くすることもできます。また、身振り手振りのジェスチャーや表情をつけて伝えることも効果的です。

日々のコミュニケーションで言いたかったのに言えなかったことを振り返って、単語や表現をノートにまとめる習慣をつけるととてもいい勉強になります。留学生活中にまた同じ場面に遭遇する可能性も高いため、次は言えるように頑張ろう!いう心構えで続けられると必ず力になりますよ。

孤独感

自国から離れて知人もいない新しい環境の中、日本の友人や家族との距離も広がり、時差でうまく連絡が取れないと孤独を感じることがあります。

留学先では現地に暮らす人たちや、自分と同じように世界中の国々から留学に来た友人との出会いがありますが、周囲の文化や価値観が違うことから仲良くなるまでに時間や労力が必要になります。特に現地での生活に馴染むまでは孤独感を感じやすく、ホームシックになったり部屋に引きこもってしまったりすることもあるようです。

孤独感への対処法

留学にきて間もない留学生は、自分と同じように孤独感を感じている場合があります。同じ境遇にいる仲間同士で悩みやストレスを共有できると気持ちが少し楽になります。特に同じ国から来ている留学生同士ならすぐに理解しあえるでしょう。

また、自国の友人や家族とこまめにやり取りをして、どうして自分は留学に来たのか思い出したり、励ましの言葉をもらう方法もありです。

英語やその国の言語を早く習得しようと「自国の友人は作らない!」と意気込んで留学生活をスタートしたとしても、孤独感やさみしさで勉強に悪影響が出てしまっては本末転倒です。

まずは人脈を広げて仲間づくりを優先していくと、徐々に孤独感を感じることはなくなりますよ。

文化の違い

留学先の文化や習慣が自国と異なる場合、その違いに戸惑ったり、馴染むまでに時間がかかることがあります。

留学生はホームステイ先の家族や学校の友達などとの関りで、考え方や生活習慣はもちろん、コミュニケーションのスタイルや礼儀作法、時間管理、食事などの様々な側面で文化の違いを感じるでしょう。その国の文化や生活スタイルにある程度慣れるまでは、驚きや困惑でつらさを感じてしまうかもしれません。

文化の違いへの対処法

もしかすると、留学先の国の文化的背景を知ると、その違いを理解しやすくなるかもしれません。例えば、オーストラリアではホームステイ先で長い時間シャワーを使うことが許されない家庭が多いです。それは、オーストラリアは乾燥していて慢性的な水不足問題を抱えているため水道料金が高いです。各家庭でも節水への意識が高く、水の無駄遣いをなくす努力をしているからです。

その他、宗教的背景や社会情勢など、ひとえに文化の違いといってもその背後には様々な事情が隠れていたりするので、その国について知ることから始めてみてはいかがでしょうか。また、海外なので日本と違って当たり前、郷に入っては郷に従う、という大きな気持ちで対応するとストレスを感じにくくなります。

勉強へのプレッシャー

留学先の学校での授業が高度である場合、勉強へのプレッシャーを感じることがあります。現地では主に英語や現地の言語で授業を受けることになります。そのため、授業内容があまり理解できなかったり、課題や宿題にかなりの時間を費やしたりと苦労することがあります。

日本人留学生はプレゼンテーションやディベートなど人前で何かを発表したり、自分の意見を発言することにあまり慣れていない傾向があるため、海外の学習スタイルにはじめは戸惑ってしまいます。授業で周りの友人が堂々と発言している姿に劣等感を抱いてしまったりして、「本当に自分はついていけるのか?」と不安を抱えることがあります。

勉強へのプレッシャーへの対処法

学校にはスクールカウンセラーといって、学生のケアをするスタッフが在籍しています。授業や勉強の方法など不安や質問があれば、一度相談してみるとよいでしょう。また、周りの友人に相談し悩みやつらいと感じている気持ちを共有したりアドバイスをもらうことでプレッシャーを和らげ、問題を皆生解決できます。

また、焦りがプレッシャーを生み出している場合も多いため、自分の目標達成へのステップを細かく設定し、一つずつそれをクリアしていくことで、しっかり前に進んでいることを実感できます。

できないことばかりに目を向けず、その日一日で自分は何ができたか、どんなことを学んだかを振り返ってみてください。新しい単語一つでも覚えて使うことができていれば、着実に力をつけられている証拠ですので、焦らず地道に取り組んでいきましょう。

経済的な負担

留学には高額な学費や生活費がかかる場合があり、その経済的な負担がストレスとなることがあります。すでに渡航前に留学のために多額の費用を支払って渡航している留学生は、現地での生活費を何とか切り詰めようと、自炊や節約を頑張る留学生は多いです。

学生ビザでもアルバイトが可能の国では、学校が終わったらすぐにバイト先に出向き、夜遅くまで働いてまた次の日学校に行く、という忙しい日々を送る留学生もいます。

節約を重視して娯楽や観光、友達付き合いを控える生活を続けていると、次第に留学生活がつらいと感じてしまう人もいるようです。

経済的な負担への対処法

学校に通いながら早朝や放課後、週末にアルバイトを続ける生活はとても大変です。やはり事前に十分な資金を準備し、余裕をもって留学生活に臨むことをおすすめします。

留学前に学費や現地での生活費など留学にかかる費用を把握し、計画的に準備をしましょう。資金調達が間に合わない場合は、留学時期を後倒しして予算を貯める事も時には大切です。また、ご家族の協力を仰いだり、留学ローンの利用を検討したり、資金調達の方法を模索してみましょう。

留学に最低限必要な費用に加えて、できればお小遣いや観光など遊ぶや娯楽に使える予算も確保できれば、現地で毎日のようにアルバイトに追われることは回避できます。

現地でのアルバイト探しにも時間や労力がかかりますし、言語力や経験などのハードルもあると考え、最初から現地で稼ぐことをあてにするのは避けたほうが安心です。

出発前にできる限り経済的な不安を減らすことで、勉強や留学中にしかできない経験を積むことに集中できるでしょう。

留学生活で「つらい」と感じたら

UnsplashTrung Thanhが撮影した写真


留学生活でつらいと感じた場合、どのようにその気持ちを解消し乗り越えることができるか、心構えを以下にまとめます。

一人で抱え込まない

留学生活でつらいと感じる事やストレスを一人で抱え込まず、周囲の人に相談することが重要です。現地の友人や学校の先生、スタッフ、日本の家族、留学エージェントなど、悩んでいることを打ち明けててみてください。きっと力になってくれるでしょう。

直接的な解決方法が見出しにくい問題も、相手がそれを理解し共感してくれることで心の重荷が軽くなります。また、人に伝えることで自分の気持ちが整理できたり、新たな視点から意見をもらえることもありますよ。

初心にかえる

特につらいと感じる時期には、自分はなぜ留学を選んだのか、何を目指して頑張ろうとしているのか振り返ることが大切です。出発前のワクワクしていた気持ちや留学をと通して達成したい目標を思い出し、自分の熱意を再確認してみてください。

なりたい自分になるために乗り越える必要があると受け止め、どうすればこの状況を打破できるか、冷静に分析してみてください。きっと徐々に気持ちが切り替わってきて、はじめのやる気や高揚感を取り戻せますよ。

息抜きを忘れない

留学生活でのプレッシャーやストレスを解消するためには、息抜きやリラックスを大切にしましょう。ぜひ自分の趣味や興味をもっていることに時間を割いてみてください。

また、運動をすることもストレス解消に効果的です。ジョギングやヨガ、ウォーキングなど、体を動かすことが思いのほかリフレッシュにつながります。海外の風景を楽しんで散歩をするがけでも心が癒されます。

そして、せっかくの海外生活ですから観光や娯楽も思いっきり楽しんでみましょう。現地に住んでいるからこそゆっくりと時間をかけて観光スポットを巡ったり、ガイドブックには載っていない穴場を発見したり、現地の人とカフェやバーでおしゃべりしてみたりと、旅行ではなかなかできないことも留学では満喫できますよ。

まとめ

UnsplashOmar Lopezが撮影した写真

いかがでしたか?

この記事では留学生経験者から寄せられた感想をもとに、留学生活でつらいと感じるときとその対処法をお伝えしました。

留学生が留学中に「つらい」と感じることは少なくないようですね。しかし、留学の目的や目標を見失わず、困ったときは上手に周りの人のサポートを活用していくことで、困難な状況も乗り越えることは可能です。

何事も自己成長の機会として捉え前向きな姿勢で対応することができれば、大きな成果が得られる留学になるはずです。今後留学を考える皆さんにとって、事前に対処法や心構えを知っておくことで不安を整理する手助けになればでうれしいです。

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