入国審査はこれで怖くない!留学や海外旅行のスタートに知っておくべき英語フレーズ

海外旅行や留学を控える皆さんの中には、渡航先での「入国審査」の心配をしている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、入国審査で質問される項目ごとに質疑応答の英語フレーズをご紹介します。また、日本を出発して目的地に到着するまでの流れや、英語でしっかりと対応するためのポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしていただき準備を進めてくださいね!

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日本出国の流れ

UnsplashSamuel’s Photosが撮影した写真

チェックイン

空港に到着したら、航空券とパスポートを持参して航空会社のカウンターに向かい、チェックインを行います。オンラインで事前チェックインを済ませている場合は、スーツケースを預けるだけの手続きとなります。

セキュリティ チェック

チェックイン後、セキュリティ チェックポイントに進みます。ここで手荷物と身体検査を受けます。機内持ち込み手荷物はX線検査機に通して中身の確認を受けます。

税関申告

高級腕時計などの外国製品を持出しや、100万円相当現金などを持出す場合は、所定の届け出に必要事項を記入して、税関手続を行う必要があります。

搭乗ゲートへの移動

セキュリティ チェックを通過したら、出発ゲートに向かいます。搭乗券には、便名・目的地・座席番号の他に、出発時刻、搭乗時刻、搭乗ゲートなどが記載されていますので、しっかり確認しましょう。

搭乗券受け取り後も急遽搭乗ゲートや搭乗時間が変更になることがあります。空港内の電光掲示板も合わせて確認するようにしてくださいね。

搭乗

飛行機に搭乗する際は、パスポートと搭乗券が必要です。すぐに提示できるよう手元に持って準備しておきましょう。搭乗口には、遅くても搭乗時間の15分前には着いていたほうが良いでしょう。

出発時刻になると飛行機が動きだします。出発の10分以上前にはゲートが閉まり搭乗できなくなることもあるので注意してください。

機内

飛行機に搭乗したら搭乗券に書かれている自分の座席へ向かいます。座席の上部に荷棚がありますので、使わない荷物はそちらへ収納しましょう。

また、目的地での入国審査で必要となる入国カードが配布されます。機内で必要事項を記入し準備しておきましょう。

参考サイト
出発・到着手続きのご案内 成田空港
出発手続き(国際線)羽田空港

目的地入国の流れ

UnsplashGlobal Residence Indexが撮影した写真

到着

目的地の空港に到着したら案内に従って飛行機から降ります。忘れ物がないかしっかり確認してください。その後、「Immigration」と書かれた入国審査へと進みます。

入国審査

非居住者(旅行者)のエリアで入国審査が行われます。以下の必要書類を手元に準備しておくとスムーズに対応できます。

  • パスポート
  • 搭乗券
  • 入国カード
  • 滞在先の詳細
  • 海外旅行保険の加入証明書
  • 帰りの航空券
  • ビザ取得の許可証(留学やワーキングホリデーの場合)
  • 語学学校の入学許可証(留学生の場合)

スーツケースの受け取り

入国審査が終わったら、「Baggage Clame」と書かれた荷物の受け取りエリアへ進みます。周囲の電光掲示板などで自分が搭乗した飛行機の便名や出発空港、受け取りカウンターが表示されています。該当のターンテーブルの前で荷物が出てくるのを待ちましょう。

荷物の外観やタグを確認し、自分の荷物であることをしっかり確認して受け取るようにしてください。

税関手続き・検疫

入国審査を通過したら「Custum・Quarantine」と書かれた税関・検疫エリアに進み、所持品や荷物に関する税関手続きを行います。

お酒やたばこ、食品など持ち込みに関して多くの国で規定がありますので、きちんと申告してください。また、スーツケースや手荷物は検査機にかけられチェックを受けます。

持ち込む荷物については日本出発前に入国する国の規定を確認し荷物の準備を行っておくとトラブルになりにくいです。

空港を出る

関税と検疫手続きが終わったら空港から移動します。送迎手配などがない場合は、自分で滞在先まで移動できるよう事前に行き方や交通料金、支払い方法などを確認しておきましょう。

入国審査で必要な英語フレーズ

入国審査では、滞在目的や滞在期間、宿泊先などを質問されることが多いため、事前に回答を準備しておくとスムーズに進みます。

それでは、一般的な質問と回答をご紹介します。ぜひ何度も口に出して練習してみてくださいね。

パスポートの提示を求められる

審査官

Passport, please.
Show me your passport, please.
May I see your passport?

滞在目的を聞かれる

審査官

Why are you here?
What’s the purpose of your visit?
What’s the reason of your visit?

あなた(留学生)

To study (English).
I’m here for studying(English).

あなた(旅行者)

For sightseeing.
I’m here for sightseeing.

滞在期間を聞かれる

審査官

How long will you be staying?
How long will you be here?
How many days will you stay?

あなた

5 days.
For two weeks.
I’m staying for a year.

滞在先を聞かれる

審査官

Where are you staying?
Have you booked any accommodation?

あなた(留学生)

Homestaying at Mr. Browns’s house.
Yes.I’m staying at XYZ student residence.

あなた(旅行者)

At ABC Hotel.
Yes.I’m going to stay at my friend’s place.

訪問回数を聞かれる

審査官

Is this your first time?
Have you ever been to (coutry/city) before?
How many times have you visited this country?

あなた

Yes, it’s first time.
Yes, I have.
Three times.

職業を聞かれる

審査官

What do you do?
What’s your Job?
What’s your occupation?

あなた

I’m a student.
Office worker.

帰りの航空券を所持しているか聞かれる

審査官

Do you have a return ticket?
Could I see your return ticket, please?

あなた

Yes, I do, Here you are.
Yes, here it is.

※長期留学やワーキングホリデーで渡航する場合は、帰りの日付が変更できるオープンチケットを利用するか、帰りの航空券が購入できる金額を持っている証明(英文の資金証明)を持っていると安心です。

相手に分かりやすい英語の伝え方

相手に分かりやすい英語を伝えるためには、簡潔で明確な表現を心がけることが大切です。具体的には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 大きな声ではっきりと伝える
  • 短い文で伝える
  • 一般的で簡単な単語を選ぶ
  • 聞き取れない場合は遠慮なく聞き返す

入国審査では、質問を理解できないままあいまいに答えると審査がスムーズにいかなかったり、最悪の場合、入国許可が下りない事態を招きかねません。

質問が分からない場合は、遠慮なく聞き返し、しっかりと理解して答えるようにしましょう。

聞き返しに役立つ英語フレーズ

Sorry? 何ですか?
Perdon me? すみません?
Please repeat that. もう一度言ってください。
Could you say that again, please? もう一度言っていただけませんか?
I beg your perdon. もう一度おっしゃっていただけますか。

まとめ

いかがでしたか?

こちらの記事では、旅行や留学で海外を訪れた際、入国審査で役立つ英語フレーズを解説してきました。いきなり本番を迎えると緊張や焦りが出てしまいます。

事前に英語を口に出して練習して、本番に備えておきましょう!

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